見出し画像

昔話を新たな形で楽しむ・その3【読書のキロク・Audible】

こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

今回は【読書のキロク】です。
少し前から読んでいるシリーズが3作目になりました。

今回はそのキロクです。

◯今回読んだ本:『むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。』 著者:青柳碧人 双葉社

このシリーズの3作目になります。
ちなみに、1作目、2作目については以下のような記事を書いています。

シリーズものは作品が後になるにつれて、長くなる傾向がありますね!

◯概要

一世を風靡したといっても過言ではない、日本の昔ばなしをミステリーで読み解いた『むか死』シリーズの最新刊にして最終巻。
あっと驚くミステリーのもとになった昔ばなしは「こぶとりじいさん」「耳なし芳一」「舌切り雀」「三年寝太郎」そして「金太郎」――いずれも趣向に富んだ、これまでの作品に勝るとも劣らない作品集。

上記ホームページ内容紹介を引用

まさかの3作目で最終巻という!

◯雑感

前回の記事でも少し懸念がありましたが、昔話のネタは限られているという感じかもしれません。

正直、今回取り上げられた昔話は、
どれも最初から最後まで何も見ないで説明できるものではありません。
意外にも、『金太郎』でさえ、具体的にどんなストーリーがあるのかとか、しらないものですね。

だから、本書の内容がどこまで昔話に沿っているものなのかもわからないし、どこに深い面白みがあるのかも気付けずに終わってしまった感じもします。

作品自体に対する工夫は、1作目や2作目に勝るとも劣らない感じ。

ミステリー要素は少しずつ増えてきているのかなぁと思います。そこで昔話のネタの弱さを補っている感じもします。

ただ、そもそも対象を中高生あたりに置いているのか、どっちつかずなミステリーになってしまった感は否めませんね!

おそらく、作者もそれを感じての最終巻なのでしょう。



そんなことを考えた1冊でした!

最近は再び通勤の時間が減ってきたこともあり、Audibleで聞いている時間が短くなってきました。

それゆえにAudibleでの読書量がかなり減っているように感じています。

意図的にAudibleの時間を確保する、というのも良いのかもしれません。あるいは、一旦解約してみるというのも…。

自己紹介はこちらから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?