ゴジラの誕生に思いを馳せる【読書のキロク】
こんばんは、"もっちゃん"です。
今日は【読書のキロク】ではありますが、少し特殊です。
完全に趣味の範疇になります。ご了承ください。
◯今回読んだ本:『ゴジラ 全怪獣大図鑑』 講談社
完全に趣味の範疇になります。(再掲)
以前、子どもと一緒にゴジラの映画を数本見て、そこでゴジラに興味を持ってしまった(?)がゆえに、図書館で借りたものになります。
◯概要
ゴジラ誕生以来のゴジラをはじめとした様々な怪獣たちが全ページを彩っており、とても読んでいて楽しい本でした。
全部読んでからも息子はずっと読んでいます。
以前、『ゴジラvsメカゴジラ』を観た際に、そのゴジラの生殖(?)について少し気になっていた部分がありました。
本書を読むことで、その流れがとてもよくわかりました。
よくよく読んでみると、それはいわゆる「平成ゴジラ」に限ってのことなのかとも思いますが、とても流れがわかりやすかったです。
◯ベビーゴジラからの変遷
まず、『ゴジラvsメカゴジラ』で、ベビーゴジラが誕生しました。
それがそもそも生物学的にゴジラに成長していくのか、というところが非常に疑問だったわけですが、それがこの大図鑑をみることで明らかになります。
(その後の作品『ゴジラvsスペースゴジラ』等を見ていけば明らかになっていくことでもありました。)
結論から言うと、ベビーゴジラが最終的にはゴジラになっていくわけです。
以下では、ベビーゴジラ誕生から、ゴジラになるまでの流れを少しまとめます。
①『ゴジラvsメカゴジラ』で"ベビーゴジラ”が誕生する
②『ゴジラvsスペースゴジラ』でベビーゴジラの成長した姿"リトルゴジラ”が出現する
③『ゴジラvsデストロイア』でさらに成長した“ゴジラジュニア”が出現する
表記こそ違えど、この①ベビーゴジラ、②リトルゴジラ、③ゴジラジュニアは全て同じ個体のようです。
ベビーゴジラとリトルゴジラには、見た目的にも共通するところがかなりあり、大きく成長したものだとわかります。
ポイントは、②リトルゴジラから③ゴジラジュニアへの変化です。
◯ゴジラ誕生
ここまで大まかな流れを書きましたが、明らかにリトルゴジラからゴジラジュニアへの変化はおかしい!
見た目的なものから、能力的なものまで、大きな飛躍があります。
そこで本書を読むと、その背景が書かれていました。
その背景には、バース島で起きた、自然爆発による核分裂反応がありました。
そのエネルギーを受けて、リトルゴジラの急激なゴジラ化が進み、ほぼほぼゴジラであるゴジラジュニアとなったわけです。
この流れは最初のゴジラ誕生の背景から考えても妥当だと思われます。
つまり、ゴジラはあのままの個体が殖えていくわけではないのです。
ある程度の個体が存在したところで、同一の個体内で外的要因により突然変異的にゴジラが誕生するのです。
そう考えることで、私の中では非常に腑に落ちました。
前回映画を見て感じた疑問をスッキリ解消できたように思います。
それだけです。
それだけです。
書いていて、非常に申し訳ない気持ちになりました。
こんな記事でも読んでくださっている方がいると思うと、感謝の気持ちしかありません。
ただただ、自分の生活の中で気になったことが解消された1冊でした。
ありがとうございました。
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