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私はイエローで、グリーン?その2【読書のキロク】

こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

出張に伴い電車での長時間の移動があったので、久しぶりに書店に足を運びました。

最近ではめっきりネットで本を購入することが多く、書店に行く頻度が減っている気がします。

ただ、やっぱり書店は良いもので、たくさんの本が目に入ります。

買わなくても良いんじゃないかというくらいの本にも、ついつい手が伸びてしまいます。
今回も3冊ほど予定に無かった本を買ってしまいました。

今回はその中の1冊です。
以前、この本の第一弾を読み、キロクを書きました。

今や3桁が見えてきた【読書のキロク】ですが、これは3冊目かと思うと、もはや懐かしささえ覚えます。

今回はその続編を書店で見つけました。
(出ているのを知らなかった)
そのキロクです。

◯今回読んだ本:『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』 著者:ブレイディみかこ 新潮社

表紙が今度は素敵なグリーンでした。やっぱり、前作のグリーン的な要素が大事だったのだなぁと思います。

◯概要

13歳になった「ぼく」に親離れの季節が――「一生モノの課題図書」、完結。

中学生の「ぼく」の日常は、今も世界の縮図のよう。授業でのスタートアップ実習、ノンバイナリーの教員たち、音楽部でのポリコレ騒動、ずっと助け合ってきた隣人との別れ、そして母の国での祖父母との旅――“事件”続きの暮らしの中で、少年は大人へのらせん階段を昇っていく。80万人が読んだ「親子の成長物語」、ついに完結。

上記ホームページ内容紹介文より引用

以前よりも成長した息子とのエッセイ(?)のようなものです。

前作同様、筆者(母親)時点で海外での生活の様子と思いを綴っています。

◯雑感

息子が思春期突入ということもあってか、息子とのやりとりが若干少なくなっているように感じます。

それを少し寂しく感じつつ、自分も筆者と同じく息子の成長を感じている次第です。

内容としては、以前同様、社会情勢を色々な視点から捉えているものになります。前回よりも、多岐にわたる話題を扱っているようにも思いました。

息子の捉え方が子供っぽさもあり、好きだった私ですが、
今回の少し大人になった息子も面白い視点で話します。

なんとなく、普段相手にしている中学生を見ている感覚です。

そこがこのシリーズに惹かれるところなのかもしれません。

◯ノンバイナリーの方の代名詞

せっかくなので、気になった話題を一つ。ノンバイナリーの代名詞についてです。

ノンバイナリーの代名詞について触れられていました。

以前、Audibleでこちらを聴きました。

そこでもこの話題について触れられていました。それで記憶に残ったのかもしれません。

ノンバイナリーの代名詞としては
he sheではなくtheyを使う
とのことです。

他にも、
zeとかveとか
色々なバリエーションがあるようです。

これは良いなぁと思います。

言葉って、こういうふうに新しいものが生まれていくのだなぁ、と。


加えて、日本語ってよくできているなぁと思います。

性別を指定せずに使える言葉がそもそもたくさんある日本語って、すごいなぁと思います。

学校で
「〜くん」とか「〜ちゃん」とかって、
あまり使われなくなってきたように思います。

たとえば、こうした言葉を使わないようにしよう、となったときに、
代わりの言葉がすぐあるって、便利だなぁと思います。

その分、難しいのでしょうけど。
その分、新しい言葉の生まれかたが、
ギャル語とか、そんな感じに括られてしまうのかもしれません。

◯世の中いろいろノンバイナリー

ノンバイナリーというと、性別に関することが多いようですが、

ノンバイナリーという言葉自体は、もっと広い意味ですよね。

バイナリーではない
2つに分けられない

みたいなニュアンスでしょうか。

そういう見方って、個人的にはすごく大事だと思います。

なんとなく、
2つに分かれているものを、
どちらかで捉えるわけではなく、
グラデーションで考えるわけでもなく、

また違った視点から見ている感じがします。


世の中、いろいろなことがノンバイナリーだと思います。

そんな見方が出来るようになりたいなぁと思います。


ジェンダーに関するノンバイナリーについて、まだまだ理解が足りていないまま、書いてしまった気がします。

間違いがあったら申し訳ありません。


そんなことを考えた1冊でした!

久しぶりにこうした本を読んで面白かったです。

自己紹介はこちらから。

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