私はイエローで、グリーン?その2【読書のキロク】
こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
出張に伴い電車での長時間の移動があったので、久しぶりに書店に足を運びました。
最近ではめっきりネットで本を購入することが多く、書店に行く頻度が減っている気がします。
ただ、やっぱり書店は良いもので、たくさんの本が目に入ります。
買わなくても良いんじゃないかというくらいの本にも、ついつい手が伸びてしまいます。
今回も3冊ほど予定に無かった本を買ってしまいました。
今回はその中の1冊です。
以前、この本の第一弾を読み、キロクを書きました。
今や3桁が見えてきた【読書のキロク】ですが、これは3冊目かと思うと、もはや懐かしささえ覚えます。
今回はその続編を書店で見つけました。
(出ているのを知らなかった)
そのキロクです。
◯今回読んだ本:『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』 著者:ブレイディみかこ 新潮社
表紙が今度は素敵なグリーンでした。やっぱり、前作のグリーン的な要素が大事だったのだなぁと思います。
◯概要
以前よりも成長した息子とのエッセイ(?)のようなものです。
前作同様、筆者(母親)時点で海外での生活の様子と思いを綴っています。
◯雑感
息子が思春期突入ということもあってか、息子とのやりとりが若干少なくなっているように感じます。
それを少し寂しく感じつつ、自分も筆者と同じく息子の成長を感じている次第です。
内容としては、以前同様、社会情勢を色々な視点から捉えているものになります。前回よりも、多岐にわたる話題を扱っているようにも思いました。
息子の捉え方が子供っぽさもあり、好きだった私ですが、
今回の少し大人になった息子も面白い視点で話します。
なんとなく、普段相手にしている中学生を見ている感覚です。
そこがこのシリーズに惹かれるところなのかもしれません。
◯ノンバイナリーの方の代名詞
せっかくなので、気になった話題を一つ。ノンバイナリーの代名詞についてです。
ノンバイナリーの代名詞について触れられていました。
以前、Audibleでこちらを聴きました。
そこでもこの話題について触れられていました。それで記憶に残ったのかもしれません。
ノンバイナリーの代名詞としては
he sheではなくtheyを使う
とのことです。
他にも、
zeとかveとか
色々なバリエーションがあるようです。
これは良いなぁと思います。
言葉って、こういうふうに新しいものが生まれていくのだなぁ、と。
加えて、日本語ってよくできているなぁと思います。
性別を指定せずに使える言葉がそもそもたくさんある日本語って、すごいなぁと思います。
学校で
「〜くん」とか「〜ちゃん」とかって、
あまり使われなくなってきたように思います。
たとえば、こうした言葉を使わないようにしよう、となったときに、
代わりの言葉がすぐあるって、便利だなぁと思います。
その分、難しいのでしょうけど。
その分、新しい言葉の生まれかたが、
ギャル語とか、そんな感じに括られてしまうのかもしれません。
◯世の中いろいろノンバイナリー
ノンバイナリーというと、性別に関することが多いようですが、
ノンバイナリーという言葉自体は、もっと広い意味ですよね。
バイナリーではない
2つに分けられない
みたいなニュアンスでしょうか。
そういう見方って、個人的にはすごく大事だと思います。
なんとなく、
2つに分かれているものを、
どちらかで捉えるわけではなく、
グラデーションで考えるわけでもなく、
また違った視点から見ている感じがします。
世の中、いろいろなことがノンバイナリーだと思います。
そんな見方が出来るようになりたいなぁと思います。
ジェンダーに関するノンバイナリーについて、まだまだ理解が足りていないまま、書いてしまった気がします。
間違いがあったら申し訳ありません。
そんなことを考えた1冊でした!
久しぶりにこうした本を読んで面白かったです。
自己紹介はこちらから。