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息子に見る「怖いもの見たさ」【戯れ@home】
こんばんは、"もっちゃん”です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
今回は【戯れ@home】です。
【戯れ@home】では、日々自分の子ども達と過ごす中、ふと感じたことを記述していきます。
若干、教育的な内容を含むこともあると思いますが、多くの方にとってはどうでも良いことかもしれません。
ただ、育児の視点で少し有用かと思ったことについて書いていきたいと思います。
◯ゴジラにハマっている息子
今回は息子の話です。息子は3歳(年少)です。
いつもニコニコしていますが、わがままの盛りです。
最近では息子はゴジラの映画を見ることにハマっています。
ゴジラそのものに惹かれているところもあるとは思うのですが、ゴジラと戦う敵にもとても愛着を持ち、映画を見ているように感じます。
推しの登場キャラはスペースゴジラとキングギドラのようです。
また、毎日のようにゴジラのテーマソングを口ずさんでいます。
息子の中では、あのメインのメロディーの部分よりも、あのインパクトのあるイントロの部分が好きなようで、そっちばっかり口ずさんでいます。
こうしてみていると、私がゴジラにハマる部分と、息子のゴジラにハマる部分に大きな違いがあることに驚かされます。
そんな息子ですが、Prime Videoで見ることができるゴジラ映画は、ほぼ全て観終えました。
◯ゴジラは怖い!
そんな息子ですが、意外なことがありました。
息子にとって、
ゴジラは怖い!
ということです。
たしかに、映画を観ている間も顔を手で覆ったり、私の陰に隠れながら、コソコソ画面に目をやる場面が多々見られます。
そんな息子に対して、
「お友達とゴジラの話とかしないの?」 とか
「今度産まれてくる赤ちゃんとゴジラ遊びしてみようか!」 とか
話してみるのですが、
「そんなことしたら赤ちゃん怖くて泣いちゃうよ!」 とか
「お友達が怖くなったらやだからやらない!」 とか
そんなことを答えるのです。
息子は、
ゴジラは怖いものであり
お友達や赤ちゃんもゴジラを怖がるであろう
ということをなんとなく感じ取っているようです。
それはすごく意外なことでした。
◯息子はなぜゴジラを観るのか
それでは、なぜ息子はそこまでゴジラを観るのでしょうか。
気になったので息子に聞いてみました。
「だってゴジラがカッコいいから」
の一言でした。
なんか深みがあるように思います。
息子にとっては、
ゴジラの怖さ=ゴジラのカッコよさ
ということでしょうか。
カッコよさには怖さを含む
ということでしょうか。
なんとなく、ヒトの生物学的な根源を感じたような気がします。
ライオンのオスは怖いけどカッコいい的な。
なお、うちの息子は恐竜にも同様の反応を示します。
恐竜もなかなかに好きなのですが、いざ博物館等で復元模型を前にすると、私の陰に隠れるようにしながら見ます。
怖さに魅力を感じている、というところが、親としてはなんとなく不安になるところではありますが、人間としては面白いなぁと思います。
◯3歳児に見る「怖いもの見たさ」
そもそも怖いもの見たさとはどういうものでしょうか。
「怖いもの見たさ」というのは、人が自分で怖いと感じるようなものや状況をわざと見たり経験したりすることに対する興味や欲求のことです。一般的には、普段は避けたりしがちな恐怖や緊張感を味わうことで、興奮や刺激を得ようとする心理的な傾向を指します。
このような気持ちは、観客としてホラー映画やホラー小説を楽しむ場合や、ホラーテーマのアトラクションに参加する場合に現れることがあります。人々はその瞬間の緊張感や恐怖感を楽しむことがありますが、同時に安全な環境であることを知っているためにその経験を安心して楽しめるのです。
Chat GPTによる回答は、上記のようなものになります。
納得する限りです。
ただ、こうした感情が、3歳くらいにはすでに生起している、というのが個人的には驚いたところです。
スリルを味わう感覚、とも言えるでしょうか。
人間の感情・心がどのように形成していくのか
といったことに私は詳しくはありませんが、息子を見ているとそこを探りたくなってきてしまいます。
また、Chat GPTの回答を踏まえると、
ゴジラは実際には襲ってはこないこと
とりあえず父親の陰に隠れていれば安全であること
このあたりも息子はわかってきているということでしょう。
何度も観ていることによる経験から身についた感覚であるかどうかはわかりません。
最初にゴジラを見たとき、もっと息子を観察していればよかった…。
◯「怖いもの見たい」少年はどうなっていくのか
上のように考えてきて、少し息子の将来が不安でもあります。
常にスリルを求めるような人生になるとしたら、親としてはハラハラしてしまいます。
「怖いもの見たい」少年は、今後どのように成長していくのか、楽しみです。
そんなことを考えた出来事でした!
こう書いてみると、なんか息子を研究対象として見ているのではないか、と思われてしまうかもしれません。
いや、そんなことはないですよ。
実際にはものすごく一緒に楽しく遊んでいます。
たまにふとこういうことを考えてしまうのは、癖なのかもしれません。
自己紹介はこちらから。