5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本
今回は、博報堂スピーチライターが教える
5日間で「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本を要約していきます。
私の要約は、「自分自身の問題解決の為に読んだ本」をnoteにアウトプットし、私と同じような問題を抱えた方の問題解決の一助になればと思います。忙しい方でも5分程度で読めるようギュッとポイントを絞って要約しております。
書くこと、話すことが苦手な方は多いかいと思います。
私もあまり得意な方ではありません。プレゼンするとき、など事前に何度も練習をして臨みます。
今回は、この本に書かれている25のメドットの中から8個厳選して解説いたします。
1、思ったことをパッと言葉にする方法
実はいいトレーニングがあります。
30秒で物の名前を10個言うというトレーニングです。
短い時間の中で物の名前がパッと浮かぶ訓練を繰り返すことで効果が表れます。
例えば、30秒で図形の名前を10個言ってみる
四角、丸、三角。ひし形、星型、楕円形、長方形、・・・やべ、、もぉ出てこない、、
他には、ハート型、五角形、六角形、八角形、、こんなもんか、、
以下にパッとでてこない、、
どの図形も知らない訳ではないですね。
ボキャブラリーがない訳でもないです。
実は、脳にインプットされている言葉が出なくなっているだけです。
このトレーニングを続けているうちに、言葉が脳の中でバンバン上がるようになります。
2、必要なことだけを効率的に覚える方法
小学生が劇的に成績をあげるための方法として、「今日は何を習ったか3つ記憶する」というものがあります。
習ったことを3ポイントに要約するという事です。
これと同じことをビジネスでも応用することができます。
会議が終わった後に、この会議では何が話し合われたか?
考えて3つにまとめてみてください。
決まったことがあれば、それも3つにまとめます。
これをするだけで、次の会議の時に
「前回の会議でのポイントは3つありました。」と発言できるようになります。
3、広い視点で物事を考える方法
それは独りよがりの考え方じゃない?と言われたことはありませんか?
どうすれば、広い視点を物事を考えることが出来るようになるか?
ポイントは、「人の頭で考える」ことです。
自分の頭だけで考えようとすると、自分の経験、知識、好みなどに縛られてどうしても独りよがりになってしまいます。
人の頭で考える目的とは、自分以外の視点をもつことです。
この視点を持つことによって物事を客観的、多角的に見れるようになります。
4、必要な事を簡潔に伝える方法
必要な事を短く、キリっと伝える方法について解説したいと思います。
ポイントは人と話すときに、
「今はこれだけを話すと、縛りをかけてみること」
どこがポイントかを明確にする、それ以上は話さなくても問題ありません。
沢山話す必要はないですが、大切なポイントがあります。
主張は1つ、理由は3つという原則があります。
これが短く論理的に人に伝えるための極意です。
理由は主に、この3つがおすすめです
「トレンド」「特性」「お得感」
具体例を解説してみましょう。
今後、自社の商品の販売にあたって楽天市場への出店を提案いたします。
楽天市場への出店を勧める理由は3つです
①物販はインターネットが主流になりつつある(トレンド)
②操作性が高く、スマホ一つでどこででも買い物ができる(特性)
③リアルに店舗を解説するより低コストで店舗が開設できる(お得感)
このように3つの理由をつけることです。
一つの主張にたいして、3つの理由をつけて語る
これをすることによって考え方が整理でき、相手に簡潔にエビデンスを持って伝えることが出来ます。
5、ターゲットを明確にする方法
あなたが何か売ろうとしているときは理想のモデルをイメージしてみることです。
理想のモデルに、まず名前をつけて、性別、年齢、家族構成はどうなっているか?職業は何をしているのか?
ターゲットを自由に想像してみてください。
例えば・・
山田一郎 男 40歳 妻・中2長男・小6長女・ペット犬・地方公務員
このペルソナに対して、ホテルの宿泊プランを考えます。
①子供が大きいので大き目の部屋でゆったりできるプラン
②子供が大きく別の部屋でもいいので、例えば洋室(ツイン)を二つ
※お父さん&長男、お母さん&長女と部屋を二つ用意するプラン
③ペットと一緒に宿泊できるプランまたは、近隣のペットホテルと連携する
④食べ盛りの子供が二人いるので、バイキングプランがいいのでは?
こうして対象となる相手を思い描くことから、オリジナリティのあるものが生まれてきます。
貴方が売りたい相手を自分の中で明確にすることが大切です。
このテクニックはビジネスのあらゆるシーンで応用可能なスキルです。
6、分かりやすく覚えやすい表現にする方法
分かりやすく、覚えやすくするためには「短く伝える」ということを意識してほしいと思います。
この時短くと言うのは、文字数のことではなく秒数のことです。
プロのアナウンサーは1秒間に10音ほど語ると言っています。
わかりやすく言えば「ありがとうございます」これで10音。
そしてこの「ありがとうございます」を息継ぎせずに言えるのはせいぜい5回がいいとこです。一息で読めるのは、50音がいいとこです。
しかし文章は、すべてひらがなで書くことはありません
そこでおすすめの文字数は、40文字です。
40文字であれば、漢字が含まれていても一息で読めて、なんとか内容もまとめられます。
メールで文章を書いたり、上司に報告する時は40文字を意識すると簡潔に伝えられます。(これで40文字)
短く伝えるには40文字で伝えるという感覚を身に着けるとよいです。
7、人を惹きつける方法
人と言うのは、人のプライベートに関心を持つという特性があります。
その人を良く知ることで、敵なのか、味方なのかこれを見分けるためです。
この特性をうまく活用するといいです。
プライベート情報を公開的に開示することによって、相手に自分の事を理解したと思わせると有効です。
おすすめの方法がります。
おすすめのエピソート10個を、原稿用紙一枚程度にまとめてみてください。
・学校生活
・親との関係
・一番の失敗談
・一番の成功談
・受験勉強
・恋愛経験
・趣味
・旅行
・このひと月以内にあった出来事
・今日のエピソード
この10個のエピソードがあれば人と話すときネタに困らないと思います
補足をすると、「人と言うのは苦労話が好き」です。
逆に、自慢話は嫉妬を生むので注意してください。
この辺りを意識して、10個のエピソードを今のうちにつくっておくといいでしょう。
8、イベントの来場者に来て良かったと思わせる方法
イベント終了後に、来て良かった!と後味の良さをつくるにはどのようなところに気をつければよいのか?
ビジネスを問わず人間関係を円滑にすすめるためには感謝の言葉を様々な方法で述べることが必要です。
普段の会話の中に「ありがとうございます」「おかげさまで」この言葉を5倍増やす意識でやってほしいと思います。
感謝をされて嫌な気持ちになる人間はいません。
ありがとうは、人の気持ちを前向きにする魔法です。これは、あらゆるビジネスシーンで使えます。
いかがでしたでしょうか?
やはり、思いを伝える力は普段からの準備も大切ですし、トレーニングも必要です。
思いを言葉にする力をぜひ磨いてほしいと思います。
私も、今日から意識してトレーニングしていきたいと思います。
結局何がいいたいの??なんて言わらないように頑張りましょう!!