不老長寿!死ぬまで若いは武器になる
今回は、鈴木祐さん著書「死ぬまで若いは武器になる、不老長寿メゾット」を要約いたします。忙しい方、普段本を読む時間がなかなかない方の為に、ポイントをギュッと絞って要約いたします。
同じ50歳でも老けてみえるひと、若々しい人それぞれです。
各人の考え方にもよりますが、私はいつまでも若くいたいです。年齢なんて一つの目安なので、私はは51歳だからと、、年齢を言い訳にしたくないですね。
若返りたい、老けたくない、ずっと健康でいたいと多くの方が考えています。この本にはアンチエイジングの秘訣が書かれています。
死ぬまで若返る3つのフェーズと、若返る 食事・運動・メンタルについて解説していきます。
若返りのフェーズ、その1「苦痛」
痛みを伴うことは、貴方の肉体を若返えらせます。逆に「痛み」がないと若返らないということです。
解りやすい例を言えば運動です。1日15分のエクササイズをすれば心疾患の病気で死亡する確率が45%減らすことができると言われています。
ちなみに、運動をしている人と運動していない人どちらが若く見えて健康的だと思いますか?「もちろん運動している人」と答える人は多いはずです。
肉体が健康的な人ほど、実年齢より見た目が若くみえます
では、なぜ運動をすると若返るのか?
現時点でもっとも有効的な考え方は「ホルミシス」という考え方です。ホルミシスとは少量であれば刺激、適量なら抑制、多量なら死ぬ。生き物にとって本来は有害でもほんの少しであればいい効果をもたらすことがあるという考え方です。
運動により、適度な痛み(疲労)を与えてホルミシスを発動させる。
あくまでも、アンチエイジングの観点から言うと「適度な運動」なのでアスリートのようなハードな運動はアンチエイジングには適しません。
何事も適度が大切です。お酒も適量であれば体に良いとされていますよね。
運動も同じで、適量な痛みであれば体に良いのです。
また、ホルミシスの代表的な例で、「サウナ」があります
フィンランドの研究によると、週2~3回サウナを利用した人はサウナを使わない人と比べて、心臓や血管の病気のリスクが27%減少
また週の利用度が4回~7回の人は死亡リスクが50%まで下がっています人の運命は痛みによって決まります。
ユダヤ教の聖典に書かれた言葉に「我々は痛みによって手に入れる」
また、イギリスのロバートヘリックの言葉に
「痛みなくしては得るものはない、人の運命は痛みによって決まる」
など昔から言われている言葉が沢山あります。
若返りのフェーズ、その2「回復」
ハードに訓練せよ、しかしそれ以上にハードに休憩せよ
アスリートの世界で言われる言葉です
身体を鍛えるには厳しいトレーニングは必要です。しかしそれ以上に回復のフェーズは重要です。
苦痛を若返りの源に変えるには「回復」のフェーズが欠かせないんです。
若返りの方程式は
運動=トレーニング+休憩
併せて、精神の回復も重要です
ストレス対策にもっとも重要なのはコントロール感といわれています
コントロール感とは、明確な目標の為に何をすべきかがわかっていると心から思える状態の事です
目標の為にコレをやっているという方はストレスを感じません。
しかし、やり方がわかってない方はどうやればいいんだ?などストレスを感じるはずです。
仮に、あなたが上司に怒られたとして、明確な理由が「明らかな自分の確認ミス」など怒られた理由は明確にわかっているのであればそんなにストレスは感じないはずです。
しかし、上司に怒られた理由がわからずに「なぜ怒られているんだろ」と思うとストレスは増幅していきます。
自分自身のストレス対策として、以下の3つをおすすめします。
①新しいスキルの学習→未体験のスキルを学ぶこと。②好きな人との交流→日常の問題やストレスについて語り合うこと。③他者への親切→人のために行動する。
上記の事を実践すると、ストレスは劇的に減少します。
痛みをともなったら、肉体の回復、精神の回復をするようにしてみてください。
若返りのフェーズ、その3「往復」
あなたの体には「ホルミシス」と呼ばれる若返りシステムが存在しています。しこしこのシステムは普段は使われずに眠っています。
ホルミシスを苦痛と回復で呼び起こすのがアンチエイジングです。貴方が、若返りたいと思うのであれば、苦痛と回復を往復させることが必要です。
若返る運動、食事、メンタルとは
ここでは、具体的に若返る運動、食事、メンタルについて解説しています。
★運動
正しく苦しむために、やっていただきたいのはプログレスエクサイズです。名前のとおり段階的に不可を上げていく運動です。
少しづつ苦痛のレベルを高めてホルミシス効果の発動を狙います。
筋トレであれば、同じ負荷で続けるのではなく段階的に重量を少しづ上げていってください。
ウォーキングもタイムを意識して、昨日より少し早めに歩いてみるなど少しづつ長期的に苦痛のレベルをあげていくことが大切です。
★食事法
アンチエイジングの食事法として、AMPKを活性化させる食事法をおすすめします。AMPKとは、体内にある酵素の事です。
AMPKが活性化すると、「全身の細胞に肉体を効率よく使いなさい」と指令を出します。
そして、AMPKの活性化によってアンチエイジングの効果があることがわかっています。
AMPKを活性化させるための食品としてポリフェノールが有名です。
代表的なポリフェノールを多く含む食品として、コーヒー、紅茶、ブルーベリー、ナッツ、緑茶、トマト、リンゴ、赤ワインなどがあります。
但し、多く摂取すればいい訳ではありません。1日の摂取量MAX500mgとしてください。
ぜひ、ポリフェノールは毎日の暮らしに積極的に取り入れてみてください
★メンタル精神にもストレス(痛み)を与えることがアンチエイジングには有効です。
但し、ストレスには2種類あります。「若返るストレス」と「老けるストレス」です。
まず、老けるストレスとは人間関係の不満が、頭の中で繰り返されるメンタル的な怒りや精神的な苦痛などです。
このストレスは私たちの心を痛めつけて、若さを奪っていきます
一方、若返るストレスとは、何らかの目標に向かって努力しているときに感じるストレスです。
ダイエットでも起業でもこれは大切だ!と心から思えるものであれば目標はなんでもいいです。
このストレスはあなたの脳にいい刺激を与えて、ホルミシス効果を発動させてくれます。
何かを達成するには、常に痛みとワンセットなんです。
まとめ
死ぬまで若返りたい、これは誰しもが思っていることです。
そのためには苦痛を受けて、回復する、反復するの3つのフェーズに加えて、若返る運動、食事、メンタル法を身に着けることが大切です。
人生100年、まだまだ先は長い!!
見た目年齢が若いだけで、人生の後半はさらに楽しめます。
今の行動が、10年後の自分をつくる!そう信じて毎日を過ごしましょう!