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[障害年金申請日記12]転院先の病院の医師に障害年金の診断書を書いてもらえることになりました

先日、転院先の病院に2回目の診察に行って来て、その中で障害年金の診断書の作成をお願いしてきたので、その経緯についてくわしく書いていきたいと思います。

父親から暴力を受けていることを話した

まず診察には母親に付き添ってもらいました。というのも、最近父親からの暴力があり、警察沙汰になったことがあったので、家庭の問題でもあるのでその証言をしてもらうために付き添いをしてもらいました。

実際に診察でも最初にそのことについて話しました。そうすると、医者が父親に指導をするという提案があったのですが、正直、65歳にまでなっている父親が今更行動を変えるとは思っていないのでその提案は断りました。

ただ、家族から暴力を受けていることを主治医に知ってもらうことで、自分に障害年金が必要であることをわかってもらえたのは良かったと思います。

物分かりの良い親だと、医者からの提案に乗ってしまって、医者から「暴力をしないように」という指導をして障害年金については全く進展がないという結果もあり得たと思います。

しかし、物分かりの悪い父親のおかげで医者に障害年金の必要性をわかってもらえたので、そこについてはラッキーだったと思います。

ついに障害年金の話に

診察では、事前にケースワーカーの方に障害年金の話をしてあったので、比較的スムーズに障害年金の話に入ることができました。

というかむしろ、こちらから障害年金の話を出してもいないのに、ケースワーカーから話が通っていたのか、主治医の方から障害年金について話題を出してきました。

「障害年金の方は申請を進める方向でよろしいですか?」と聞かれたので、「はい」と答えて、そこから障害年金の申請の進め方について話題が展開されていきました。

以前通っていたクリニックでは、初診日から1年6ヶ月時点の病状について書いてもらった診断書と評価がかけ離れた診断書を書かれてしまったことを話しました。

そこで、「どういう診断書を書いてほしいかの希望はありますか?」と聞かれたので、社労士が仲介に入っているので、社労士が提供する資料に基づいて書いてほしい旨を伝えました。

すると、一旦医者がケースワーカーに電話で連絡をとって、その件について了解をしてくれました。私の担当のケースワーカーが電話に出たのかはよくわかりませんでしたが、おそらくケースワーカーの中で私の話題が共有されていて、OKが出たのだと思います。

担当のケースワーカーが優秀な方でとても助かりました。病院では患者一人に対してケースワーカーが一人つくようになっているのですが、担当のケースワーカーがいないと話が先に進まない場合があるからです。

担当のケースワーカーが病院内で私の件について共有してくれていたおかげでスムーズに医者からの了解が出ました。

医者はケースワーカーの言いなりである

どうも話を聞いていると、私の主治医はケースワーカーの言いなりになっているようです。ケースワーカーとの会話を聞いていると、障害年金の申請についてあまりよくわかっていないようでした。

おそらく福祉制度の利用については医者はレクチャーを受けていないので、その辺についてはケースワーカーに一任しているのではないでしょうか。

病院内にケースワーカーがいる場合は仕事が完全に分業制になっていて、医者は患者の診察を担当して、その後の福祉制度の利用についてはケースワーカーに完全におまかせになっているのだと思います。

逆に個人経営の小さなクリニックはそこらへんの分業が行われていないので、医者が診察も福祉の申請もどちらも行っている場合が多いです。

そのため、大して福祉制度について詳しくない医者が「あなたは障害年金の対象になりません」などとのたまうことになるのです。

個人経営のクリニックは特別対応が丁寧なケースもありますが、その逆ももちろんありうるわけで、かなり癖の良い先生が多いので、もし通院を考えている場合はそこら辺の事情をしっかりと頭に入れてから検討した方がよいと思います。


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