[障害年金申請日記⑤]障害者手帳の診断書が軽く書かれていました
診断書を病院に依頼しました
障害年金の手続きを社労士に任せてからしばらく時間が経って、社労士の方に色々と動いていただいています。具体的には、初診の病院に初診日証明書を書いてもらったり、遡及請求をする為の診断書と現在の病状を説明する診断書を病院に依頼してもらいました。
社労士と契約する前は、そうした診断書の依頼というのは自分自身でやるのかと思っていましたが、どうやら社労士が動いてくれるようです。実際に病院に行って診断書の依頼を医者にしてもらいました。
私の状態としてはできるだけ家で寝ていたいので、社労士がそうして病院まで行ってくれるのはかなりありがたいです。ちなみに診断書が完成してから取りに行くのも社労士がやってくれるらしく、かなり手間が省けました。
事務手数料として2万2千円がかかりましたが、社労士は交通費などがかかっているので仕方がないかなと思います。社労士の1日の給料が1万円だとすれば、2日分払っているわけですから妥当な金額だと思います。
障害者手帳の診断書が軽く書かれていた
また、社労士に依頼する際には障害者手帳や年金手帳、年金を振り込む先の銀行口座などを社労士に教えます。そのときに、障害者手帳を申請したときの診断書を社労士の方に診てもらったのですが、やはりそのときの体の状態よりも軽く書かれていたようでした。
去年の10月ごろに診断書を書いてもらったのですが、その際にはケースワーカーや医者から全くと言っていいほど日常生活の状態について聞かれませんでした。ただただ毎回の5分診療のときの自分の状態を先生がみて診断書を書いたのでした。
もちろん5分診療の中での自分しか医者は見ていませんから、日常生活でどれだけ自分が苦しんでいるのかなど医者は知らないわけです。例えば食事はきちんと摂れているのかや、お風呂に入って衛生面を保てているのかなど、そうした部分はほとんど医者が知らない状態で診断書が書かれていました。
やはりそれでは自然と診断書は軽く書かれてしまいます。普通は病院のケースワーカーがそうした日常生活の面などを聞いてくれるのが普通だと思いますが、ケースワーカーも忙しいのか、仕事をしてくれません。
私が診断書をお願いしたときにケースワーカーに訴えれば良かったのですが、その時は、きちんと聞き取りを行ってもらえないと診断書を軽く書かれてしまうことなど知りませんでした。
障害者手帳の等級は国民年金の免除などにも使われるし、自治体によっては階級が高いと医療費が無料になったりするサービスがあります。そのため、障害者手帳を申請するときにもしっかりと自分の状態を把握してもらった状態で診断書を書いてもらうことは大事です。
もしケースワーカーが仕事をしてくれない場合は、福祉分野専門の行政書士が協力してくれるそうです。診断書が軽く書かれないように医者に状態を訴えてくれたり、手帳の等級が軽かった場合は審査請求などを手伝ってくれます。
障害者手帳の申請をこれから考えている方は、そうした福祉分野に詳しい士業に仕事を頼んでみるのも良いと思います。