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障害者雇用求人でスキルアップしてもほとんど意味がない理由
今回は精神の障害者雇用でスキルをつけてもあまり意味がない理由について書いていこうと思います。
IT系のスキルをつけても月給は数万円しか上がらない
精神の障害者雇用で唯一、スキルアップが望める職種と言えば技術職でしょうが、それでも月給はただの事務職と比べて数万円しか変わりません。
私は旧帝国大学の情報系の学部を出ていますが、一般的にIT系の技術職というのは常に最先端の技術にキャッチアップしなければいけないため、それなりに給料は高くなる傾向があります。
私の出身の大学は日本の中では東大に次ぐくらい情報系の学部が有名なのですが、その学部出身の先輩の就職先での初任給は40万円を超えています。
それくらい本来はIT系の技術職というのは高い給料が望めるものなのですが、こと障害者雇用の求人となると、ただの事務職とほとんど変わらない給料で働かされることになります。
合理的な配慮を受けられるからといって技術職なのでそれなりの技術力を求められるにも関わらず事務職とほとんど変わらない給料しかもらえないというのは悲惨としか言いようがないでしょう。
障害者雇用で応募する限りスキルアップは意味ない
精神の障害者雇用で応募する限り、どんなに技術力があってもほぼ最低賃金付近に給料が就職してしまうのはわかりきったことです。
よって精神の障害者雇用で応募する場合には、体を会社に貸してやるための対価としてお金をもらっているくらいに考えてスキルアップなどはあまり考えない方が良いと思います。
変にスキルアップなどを考えると無理をしすぎて体を壊す可能性もありますし、なにより割に合うとは思えません。
本来なら40万円以上もらえるようなスキルセットを備えていても障害者雇用というだけで月収20万円付近になってしまうのは完全に労働市場のバグだと思います。
そもそも労働市場からさっさと退却するべき
そもそも精神の障害者という時点で労働にはあまり向いていないのですから、資本家側に早く回るべきだと思います。
具体的には株式投資とか不動産投資とかをやれるような環境に移動するべきだと思います。
親の資産を受け継いでそれを元手に株式投資をするとか、会社員という与信を利用して不動産投資をするとか、そうした方向に舵を切らないと労働市場でいつまでも労働力を搾り取られるだけです。
世の中ではスキルをつけて労働するときの時給を上げようという考え方が一般的ですが、それは誰もが考えることなのでかなりのレッドオーシャンであることを知るべきです。
もっと戦う敵が少ないところに意識して移動するべきだと思います。
具体的には資本主義でのクワドラントを労働階級から資本家階級へ移動するということです。
これが出来るとかなり生活が楽になって資本主義の良いところを利用することが出来るようになります。
資本主義の仕組みを一言で表すと、r>gの法則が成り立つということです。
つまり、資本収益率の方が経済成長率よりも高いので、給料の伸びよりも株式や不動産価格の上昇の方が高くなってしまうのです。
これから考えれば、労働力を高めることだけに集中することがいかに愚かなのかは一目でわかるでしょう。
物事はメタの視点でとらえるのが良いのです。
そもそも障害者雇用という時給の天井が見えているところでいくらスキルアップをがんばったところで意味がありません。
資産運用という青天井のところに戦う戦場を移すのが、精神の障害者には有効となる戦略でしょう。