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もっと気軽に精神科を受診してみよう
今回は精神科の受診のハードルを持って下げてみようという話を書いていこうと思います。
10人に1人が発達障害と診断される時代
現代では発達障害という障害がかなり一般的にも医学的にも普及してきたと思います。
今の小学生の間では、10人に1人が発達障害と診断される時代のようです。
おそらく昔は発達障害という言葉が浸透していませんでしたから、潜在的に発達障害を抱えている大人はかなり多いのではないかと思います。
当の私も発達障害グレーゾーンという診断を受けていて、ストラテラというADHDの薬を飲んでいます。
WAISという発達障害の心理検査を受けたこともあって、IQにばらつきがあると精神科医には言われています。
ぶっちゃけ私は心理検査を受けるまでは自分が発達障害だとは微塵も思っていませんでした。
ただ、就職活動に失敗したときに精神科医から心理検査を受けることをお勧めされて受けた結果、発達障害グレーゾーンという診断が下り、治療薬を飲むことになりました。
いま私は20代ですが、私が小学生のころは発達障害という言葉がまだ浸透しておらず、診断に至っていない人が多くいると思います。
20代の私でさえそうなのですから、私よりももっと年齢が上の人が発達障害なのに診断を受けられず、社会の底辺を彷徨っている人が多くいるのではないでしょうか。
工場や物流倉庫の底辺アルバイトの経験
発達障害と診断されていないと、障害者雇用で雇ってもらうことができませんから、一般雇用の中で底辺の仕事を渡り歩くことになります。
私は底辺仕事の代表格である物流倉庫のアルバイトを経験したことがありますが、明らかに発達障害と思われる大人に会ったことが何回もあります。
工場の仕事や物流倉庫の仕事は、発達障害と診断されていない大人たちの受け皿になっているのです。
そうした人たちは低賃金で辛い肉体労働を強いられています。
精神科に行って診断をもらって楽に生きるという選択肢を知らないのです。
よって私はそうした人たちにはぜひ精神科に行ってもらって発達障害の診断をもらって、障害者雇用で負荷の低い仕事で働いたり、障害年金をもらって生活を楽にしてほしいと思います。
現状、今の日本で社会の底辺を彷徨っている人たちを救う方法は精神科を受診して発達障害の診断をもらうことしかないと思います。
もちろん生活保護にいきなりなるというのはハードルが高すぎますし、心理的にもきついと思うので、まずは精神科に行って自分に発達特性がないか検査してもらうのが一番優先度が高いです。
私は社会の底辺でへばりついて生きている人たちが減ってくれることを祈って、これからも情報発信活動を続けていきたいと思います。