社労士が嫌いな精神科医は意外と多い
Xのタイムラインを見ていたら以下のようなポストが目に入ったので、それについて詳しく掘り下げてみたいと思います。
とあるお医者さんのポストなのですが、その人はどうやら精神科の開業医をしているようでした。
おそらくですが、普段から社労士経由で障害年金の診断書の作成依頼を受けていて、苛立つことが多かったからこのような投稿をしたのだと思います。
患者は医者に言い出しづらい
しかし、正直言って、患者の立場である私から言わせてもらうと、普段からお世話になっている精神科医にいきなり障害年金のことを話題に出すのはとても勇気がいることだと思うのです。
お金に関することですし、その精神科医が障害年金に対して否定的な考えを持っているかもしれません。そんな不安を抱える中、やはり主治医に言い出しづらいと思っている患者は多いのではないかと思います。
そこで社労士に間に入ってもらって、障害年金の手続きをしてもらおうとするのは割とあっても良いのではないかと思うのです。
案件の数をこなしていますから、社労士は精神科医よりも障害年金のことについて詳しいことが多いです。
診断書を軽く書かれてしまうリスクが高い
しかも、いきなり精神科医に「障害年金を申請したい」と言って診断書を書いてもらったとして、自分の本来の症状よりも軽く書かれてしまうリスクがかなり高いのです。
精神科の診察は5分診療が基本ですから、普段から自分の病気の症状を細かく伝えていないと、病気の症状が障害年金の診断書に反映されない可能性があります。
障害年金の申請は精神科医の診断書でほぼ結果が決まりますし、一発勝負なところがあります。一回でも不支給になったり軽い等級になってしまうと、それを審査請求で覆すのはほぼ無理になってきます。
なので患者側としては社労士にまず相談して、障害年金の申請に最も有利な行動を選択したいと思うのは自然だと思うのです。
選ぶべき社労士
そこで患者の立場から、選ぶべき社労士は「病院やクリニックと繋がりのある社労士」だと思います。
病院と繋がりを持っている社労士だと、もし現在みてもらっている医者に軽い診断書を書かれたとしても転院からサポートしてもらえますし、現在かかっている医者に固執するよりは転院してしまった方が早くことが進む場合が多いです。
実際、私も障害年金の申請の準備をしてしますが、転院をサポートしてくれる社労士を選んだおかげで、比較的スムーズに準備が進んでいます。
何より、きちんとした診断書を確実に書いてもらえるという安心感があるのがいいです。社労士と医者がタッグを組めば、障害年金の申請を通すのは簡単になるので、自分の精神衛生も保つことができます。
良い診断書を書いてもらえるかわからない、もしくは更新のたびに診断書を軽く書かれないかビクビクする必要がなくなるのです。
ですからこれから社労士を選んで障害年金を申請しようと思っている人は、病院などと連携している社労士を選んだ方が良いと思います。