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精神疾患の患者は正社員は目指さない方がいい

今回は精神疾患を持つ人が正社員を目指すべきかについて書いていきたいと思います。

正社員は責任が大きい割に給料が高くない

現在は同一労働同一賃金の名の下に、正規社員と非正規社員の間の給与格差が埋まりつつあります。

それに対して正社員の責任はそのままになっていて、非正規社員に比べてかなり大きな責任を伴うようになっています。

多くの会社では正規社員はマネージャー候補ということで育成が進められており、精神疾患を持つ人にとってはマネージメントが得意な人は少なく、責任が大きすぎると感じる人も多くなっています。

そのため、精神疾患を持つ人は無理をして正社員を目指すよりも、余力を残しながら非正規社員をやるのが良いと思っています。

引きこもり支援施設から就職する人は非正規希望が多い

先日、引きこもり関連の本を何冊か図書館で借りて読んでいました。

そこに書いてあったのは、引きこもり支援施設から就職する人の多くは正規社員を目指していないとのことでした。

社会復帰を目指す上でいきなり正規社員を目指すのはハードルが高く、また責任も重いので社会復帰には適していないと言えます。

逆に非正規からなら短時間の勤務も可能ですし、体力のない精神疾患を持つ人も能力を活かすことができます。

昔は正規職員になりたくてもなれないという人が多かったようですが、現在はあえて非正規職員になることが多いようです。

また、最初は非正規でも、障害を伴っていない場合は1年くらい勤めれば正社員採用の道がひらけてくるので、あえて非正規社員を選んでもそれほどデメリットはないように思えます。

また、障害者雇用で入った場合、正規社員に昇格するのは難しいですが、それでも無理して正社員として入って体調を崩すよりはマシなのではないかと思います。

非正規+個人事業主の組み合わせもあり

また、勤め人としての労働にこだわらずに個人事業主の仕事を組み合わせるのもありだと思います。

非正規職員の労働はやはりどうしても雇用として不安定な側面がありますが、稼ぎばしらが2本あればより安定すると言えるでしょう。

非正規職員として得た知識やスキルを活かして個人事業を営むことも可能だと思います。

例えばA型事業所でwebライターの仕事をしていたとします。

そのスキルを活かして個人事業主としてwebライティングの仕事をやっていくというのもいいと思います。

実際、私が見学したA型事業所ではサイト運営をしていて、そのサイトに載せるweb記事を書くという仕事がありました。

そうした事業所でSEOライティングの知識を得ることができるので、それを活かして個人事業としてwebライティングの仕事を請け負っても良いと思います。

また、自分でサイトを運営しても良いと思います。

私がやっているように自分のサイトをnoteやワードプレスで構築して、そのサイト上に記事をどんどん載せていきます。

そうすると検索順位が上がっていったり、インターネット上の露出が増えていきます。

そうすれば有料記事で収益化をすることができるようになります。

ちなみに私もその方法で有料記事を販売して月に数万円を稼ぐことができています。

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