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障害者雇用で働くのは一時的にした方が良い理由

今回は障碍者雇用で働くのは一時的にした方が良い理由を書いていきたいと思います。

障害者雇用はキャリアが見えない

障害者雇用でまだ働いたことのない私が言うのもなんですが、障害者雇用はキャリアの幅がかなり狭いと思います。

一部の技術職は一般雇用で経験のある人向けですし、障害者雇用の基本となる事務職は将来性がありません。

そもそも障碍者雇用の事務職に就くのはそれなりに難しいです。

一般雇用の方では事務職の希望者が何万人も余っていると聞いたことがありますが、障害者雇用でもそれと同じことが言えそうです。

もちろん能力のある事務職希望の人には仕事がありますが、一般的な能力しかない人にとっては事務職は人気すぎてレッドオーシャンでしょう。

また、もし障碍者雇用の事務職に就けたとしても、その先のキャリアはかなり狭まってしまいます。

事務職は基本的には誰でもできる仕事がほとんどなので、スキルが身につきません。

よってほかの職種に移ろうとしたときにまた0からスタートとなってしまい、それまでの職歴が活かされない可能性が高いです。

障害者雇用枠でもし就職することになっても、それは一時的なものにとどめておいて、病気が良くなったら一般雇用で働くことも考えるべきでしょう。

一般雇用も同時に検討するべき

また、障害者が就職活動をするときには、障害者雇用の求人だけではなく、一般雇用の求人も積極的に検討するべきでしょう。

もちろんクローズで就活をする際には自分の障害については隠して就活をすることになります。

その分、障害への配慮が受けられないとか、過酷な仕事が任せられてしまうとかそういった面はあります。

しかし、それ以上に将来のキャリアの幅広さであったり、仕事の多彩さは障害者雇用にはないものでしょう。

よってある程度能力が高い人にとっては、下手に障碍者雇用で就職活動をするよりも、一般雇用クローズで就活をした方が良い場合も多いと思います。

たまに一般雇用の求人にオープンで就活しようとする人がいますが、基本的には面接ではじかれるので意味がないと思います。

一般雇用というのは、障害に配慮する必要がないからこそ仕事の難易度が高く、給料も障害者雇用よりも良いのです。

それなのに、障害に配慮することを求めた上に高い待遇を求めて就活するのはあまりにも虫が良すぎると言えるでしょう。

一般雇用の求人に応募する際には覚悟を決めて、障害を絶対に隠し通すつもりで就職活動をするべきです。

結局のところ就職活動は、求人を出している側と応募する側の利害が一致しないとマッチングは成功しません。

互いにWINWINとなるような関係を築こうとするものにだけ成功への道が開かれていると言えるでしょう。

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