「将来なりたい職業」って、死語の時代になっちゃった
将来なりたい職業は?
何気なく悪気なく、子どもに対してこんな質問をしたりされたりしたことはありませんか?
その質問、口にした瞬間「うわ、おばさん(おっさん)!」って思われるようになるかもしれません
AIの導入によって
日本の労働人口の49%の仕事が
10-20年以内になくなる
事務職や銀行員、会計、受付、警備員、清掃員、運転手、配達員などを中心に、AIに職を奪われる…ということでした
二足歩行の量産型ロボットも一体300万円くらいで販売される予定です
危険な仕事
単調な仕事
退屈な仕事は
全部AIがやってくれる時代がすぐそこです
それにもかかわらず、2023年現在、日本の親は子どもの将来をこんな風に考えているとのこと
【 親が子どもに就かせたい職業 】
男の子
1位 公務員
2位 会社員
3位 医者
女の子
1位 看護師
2位 公務員
3位 会社員
これ、20年前からほとんど変わっていないそうです
一方で、AIとの分業で求められる「人間にしかできない仕事」もあります
・人の命を預かる仕事
・人の心のケアする仕事
・人を育てる仕事
・説得や交渉をする仕事
・状況による心情的判断が必要な仕事
・新しい価値を生む仕事
・センスが必要な仕事
・作品をつくる仕事
・動物を管理する仕事
・IT技術を操作する仕事
これってひと言で表すと…
「正解」のない対応が求められる仕事
「職業」という枠組みの中にいてそれだけを行うというのなら、AIの方が正確で効率もコスパも良いでしょう
つまりそんな「職業人間」なら社会から求められないのです
だからこそこれだけ、子どもたちの教育において「考える力」や「コミュニケーション力」が求められているのですね
「自立した子になって欲しい」とか「人に愛される子になって欲しい」とか、そんなふわっとした理由ではなく
食いっぱぐれないために
どんな社会的変化があったとしても対応できる必要な能力を身につけさせてあげるのが、現代の親の役目と言えます
「考える力」も「コミュニケーション力」も、家庭で日常的に育ててあげられるものです
プログラミングだの集団スポーツだのをやらせれば勝手に身に付く…というものではありません
むしろせっかく外部で身につけた能力を家庭で摘み取ってしまわないよう、親も「変化に柔軟に対応できる力」を身につけたいものですね
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