雑記その2
こんにちは。
本日も快晴、なんだか来年が待ち遠しいですが、この晴れが続く日々は、来年への明るさにつながるなぁと思います。
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西加奈子さんの「美しいひと」と言う小説を読みました。
30代の女性の、心の葛藤を描き、
人生とは、家族とは、出会いとは。。。。。
この物語は、姉妹の物語でもあり、旅の物語でもあり、社会との物語でもある。
西さんも、書いてるうちに、とても苦しくなったと書いていましたが、
私も途中でリタイヤしかけるくらい、苦しい文章が多かったです。
これほど、小説に内面が出る物語は初めてかもしれません。
それでも、ラストに向けて、どんどん気持ちが晴れやかになり、軽やかになり、
そして心温まる気持ちに変化させる。
これは書く技術そのものでもあるし、
書いているうちに作者自身も成長、変化していったのだろうなと思います。
20代〜40代の女性の方はぜひ一読をお勧めします。
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W杯の代表監督、森保さんが続投みたいです。
私の感想は、これで、日本サッカー人気が落ちたなと。
せっかく、あべまのおかげで上がった株を下げる必要はないのになと。
裏事情は、おそらく、金銭的な問題と、外国人の監督候補が見つけられなかったこと。
金銭的にも安く、協会に文句を言わない、選手からも文句がない、
そう言う人にしようとしたのでしょう。
監督が変わると、世間の目線が変わり。
「誰を選ぶのか」選考面での注目度の向上
「どんな戦術をするのか」戦略面での注目度の向上
この二つが劇的に上がり、
今まで見なかった層にも響かせることができます。
このチャンスを棒にふる決断をしたことは、私はすごく否定的です。
森保監督の4年間を総括すると、戦略無能の選手任せのサッカー。
国際レベルに値しない監督である。
初期は、中島選手、中期は伊東選手、後期は三苫選手。
それぞれ、個に特化した人に任せる攻撃戦術の引き出しのなさは、
今回のW杯の、コスタリカ戦、クロアチア戦でも露呈しました。
ドイツ、スペイン戦は、どちらも隙をみたカウンターでの奇襲戦略が当たったのですが、それ以外は、ヨーロッパのサッカーを毎週見ている人にしては、退屈の一言です。
森保監督続投で、世代交代に遅れをとることがあれば、
私はサッカーを盛り上げようと言う気をさらに下がったしまいます。
吉田選手は今回を機に、キャプテンは辞退すべきで、譲るべきです。
素晴らしいキャプテンでしたが、4年後、彼のフィジカル、スピードを見て、トップレベルの選手には、着いてはいけないでしょう。
W杯の舞台に4年後たつ見込みが少ない人に引っ張ってもらう必要はないはずです。
遠藤選手というキャプテンとして申し分なく、年齢的にも十分な選手がいるので、彼が中心となるべきだなと思います。
次の代表戦で、メンバーが3割でも変わっていたら、
新しい芽を呼んでくれるのならば、かなりのぞみは大きくなるかなと思います。
目先よりも、4年後を見据え得ての選手選考、戦略の地図を描いてほしいなと思います。