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天才の中身
こんにちは。
本日は小雨が降ったり止んだり、涼しくも不安定な天気です。
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最近、ハンターハンターという漫画をあらためて見直しています。
もう、10回以上は見直していますが。
冨樫さんの作品で、20年以上前の作品ですが、まだ続いています。
休載が多いのが特徴の一つですが、ファンは根強いです。
先日、冨樫さんがTwitterアカウントを開設し、すぐに数百万人のフォロワーがつきました。
日本だけでなく、海外のファンが多く、
なぜそこまで魅力なのかを改めて見返すことをしようと思い、漫画を1から見直しています。
そこでわかったことがいくつかあるので、考察していきます。
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漫画は、絵と文字を組み合わせたストーリーです。
その、絵の表現力、文字の表現力、そして、緻密かつ複雑なストーリー設定は、
天才と言わざるを得ない領域です。
素晴らしい作品の特徴は、何度見返しても面白い、感動するところです。
今回、ハンターハンターを見返している時に、何度も、心を揺さぶられました。
ハンターハンターは、ざっくりいうと、主人公がまだあったこと無い父親に会うために、成長しながら、様々な敵と戦い、進んでいく物語です。
ただ、そこに出る、主人公以外の登場人物が、あまりに魅力的すぎて、
ファン投票ですと、主人公以外のキャラが一位になることも多い、珍しい漫画です。
漫画を見た人ならわかる「念能力」のことや「GI編のカード」など、
一度じゃ覚えられないけれど、理解すればするほど、面白さが増してくるため、
頭を使いますし、何度も読み返したくなる魅力があります。
念能力などは、古の漫画で言うと、ジョジョのスタンドなどの進化版みたいなものかも知れませんが、
一人一人に合った特質を、才能へと進化させるために、
基礎的な修行をみっちりやりながら、必殺技を自分で作っていく。
これが、普通の仕事にも当てはまるなと思います。
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漫画でいう基礎修行とは、武力のことですが、
私たちの普通の仕事では、知性と心のコントロール、
ロジカルシンキング、行動力、感情のコントロール、情報処理能力などのこと。
これを普段からできるだけ鍛えること。
そして、漫画で言う必殺技は、自分に合う、ライフワークを持つこと。
絵が得意ならば画家、歌が得意ならば歌手など。
これはシンプルにしましたが、今は仕事を自分で自由に作っていいのです。
自分の強みや特質、そして、苦手なことや弱みを、しっかりと理解し、
自分ならではの仕事をし、才を発揮していく。
私にとっては、自分の強みが全て生きるのは、プロデュース業だと思っていますが、
もう少し、進化させる必要があると感じています。
自分の能力をもっと試す必要があるし、もっとしっくりきていいはずだなと。
今は、70%くらいのしっくり具合なので、ここを進化させていきたいです。
具現化系だとしたら、〜〜のプロデュースみたいな形で、前に何か言葉が必要で、
それに特化するのが良さそうです。
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冨樫さんの天才的な才能を漫画で見させてもらっているのは、本当に有り難無いなと思います。
これからも、休載明けの漫画も楽しみに、待っていたいと思います。