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2017年5月の記事一覧
光る画面に集う命
瞬きをしたら見失うチャンス
ていねいな言葉で綴る
ビジネスメールは国語の問題
集中して
ひねもす夢の中
紫陽花がひそかに開きはじめている
黒猫を微笑みで送る
私は何かの偽物
風の中にいつも隠れている
思い出せそうで
思い出せない彼女とは私
影までも幻
逃げないでと言って
地球に繋がれたままのわたしに
彼らはリップサービスが過ぎるから
本当に柔らかいところは明かせない
核心を突かれるのが嫌よ
あなたにはそもそも無理
世界は明るいけど
あたしは深刻そうな顔で歩くのがスキ
奪われたものは何もないし
奇跡は起こすものでしょう
ずっと子どものころから
馬鹿みたいに繰り返してるけど
私が何かを捨てない限り
何も得られない
爪の色を何度も塗り替える夜
あたしを好きということも
あたしにとっては全く意味が無い
魔法のように夜が明けて
あたしは思い出す
自分の世界くらい自分で変えられる
何かを起こすために髪を切っただけ
アイコンタクトが映える
悪魔的に自由な女の子には天使の羽が生えている
また来る夏には目もくれず
まだ見ぬ人に想いを馳せる
そこから見える景色を
貴方は一生忘れない
頭の良い貴方は
できない約束はしないけど
巧みなエクスキューズでいつか
やっぱり人を裏切るだろう
だから大嫌い
怖かった夢は全部君に話したい
くだらない夢だけど
警告音の鳴る朝が来ないように
感じることもできないまま
その気持ちを推し量れば
寄せる波のようにあふれる
私は生まれ変わらなければ
君を見ても正気でいられるうちに
不適切な言葉をえらんで
生きているものだけが美しいと
貴方だけが美しいと呟く、只の夜
溶けかけのアイスクリームを急いで舐める
思えば最近ずっとこんな気持ち
汚れたっていいはず
死ぬわけじゃないし
心底不思議そうだけど、
知らないものを食べたくはならない、
つまりはそういうこと
あたしには何もない
自己満足で成り立ってるからだは
誰かが否定するだけで
何かに失敗するだけで
崩れて消えてなくなりそう
自分のために生きている
自分が可愛いよただひたすら
それだけがあたしをつらぬく
それしかない
そこには何もない