Day231:『苦境を好機に変える法則』
【本について】
タイトル:苦境を好機に変える法則
著者:ライアン・ホリディ
【WHO】(誰向け)
精神的、身体的、感情的、経済的、感覚的に行手を阻まれている人たち
【WHY】(問題提起)
・多くの人が苦境で挑戦することを諦めてしまう(麻痺)
・ポジティブになるだけでは足りない
・私たちが直面している障害のほとんどは、外部環境ではなく私たちの内面にある
・セーフティーネットはどんどん増えているのに、相変わらず「悲嘆」「苦痛」「喪失」といった感情に打ちのめされている
【WHAT】(著者が教えてくれること)
・人生でぶつかる障害の意味を理解し、感謝し、それに応じて行動するための方法、枠組み(人生好転の法則)
【WHAT】
■偉人に共通する特徴
・謙虚さと忍耐力、思いやりと意志の強さ
・目の前の障害をありのままに見る力、障害を切り抜ける創意の才、自分の理解と力のほとんど及ばない世界を耐え抜く意志
・弱みを強みに変える道を見つける
・行く手を阻む障害と向き合い、それを足掛かりにして前にすすむ
【WHAT】ー自分を鍛える3つの段階
【WHAT】ー大事なスキル
■ものの見方
・身の回りの出来事をどのように捉え、理解するかということ、また出来事の意味を判断すること
・強さの源泉であり、大きな弱点にもなる
・正しいものの見方を身につければ、真の状況は見えてくる
・状況が見えていれば、皆が興奮したり怖がったりしている時にも冷静沈着でいられる
■腹を据える
・必要なのは、勇気ではなく、落ち着きと冷静さである。それには鍛錬を積むしかないーセオドア・ルーズベルト
■今この瞬間を生きる
・全体を見えなくしてしまう罠、それは何もかもをクローズアップしてみてしまうことーチャック・パラニューク
■人と違う考え方をする
天才とは、心に思ったことを実現できる能力のことだ。それ以外の定義はないーF・スコット・フッツジェラルド(アメリカの小説家)
■チャンスを見つける
優れた人間というのはどんな出来事も自分の色で染めてしまう。どんなことも自分の利益に変えてしまうのだーセネカ
■プロセスに従う
櫛をかければ、もつれた髪も真っ直ぐな道になる
ーヘラクレイトス(古代ギリシャの哲学者)
■自分の中に砦を築く
・もしあなたの悩みが日に気を挫くならば、あなたの力は弱いー旧約聖書
【HOW】
■困難の中でもチャンスを見いだす方法
客観的になる
感情を抑えて平静を保つ
良い面に目を向けようとする
焦らない・慌てない
他人のことは気にしない
大局的に判断する
今この瞬間に立ち返る
自分の力でコントロールできるものに集中する
■障害と向き合う
精神的に
粘り強く
首尾一貫して、計画性を持って
繰り返し、何度でも立ち上がり
実利的に
戦略的なビジョンを持って
良い意味でずる賢く、容量よく
チャンスや大事な瞬間を見逃さない目を持つ
■逆境からチャンスを引き出す方法
もっと状況が悪くなることに備えておく
変えられないものがあるということを受け入れる
忍耐強くとり組む
自分の運命、自分の身に降りかかることを愛する
崇高で偉大な大義につくす
【響いたメッセージ】
・偉人たちも同じように日々いろんな不満を抱えていた。ライバルとの競争、政治的逆風、予想外の展開、抵抗、保守的傾向、関係の破綻、ストレス、経済危機といった問題に。そうした苦境に陥って、彼らは生まれ変わった。
・酸素が多いと激しく燃え盛るように、生涯というものを、目標を達成しようとする情熱の燃料に変えてしまう。
・問題をひっくり返して裏側をみる。明るい点、有利な点を探す。それを燃料に変える。
・道を阻む障害が道となる。
・つらい経験からなすべきことがわかるーベンジャミン・フランクリン
・今この瞬間に、客観的な判断をせよ 今この瞬間に、利他的な行動をせよ。そして今この瞬間に、外部の環境をありのままに受け入れよ。なすべきことはそれだけだ。ーマルクス・アウレリウス
【アクション】
今日の障害を掴まえる!
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