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子育て名言「おまえは人に迷惑かけて生きるのだから、人のことも許してあげなさい」
2記事目のnoteです。どんな名言を紹介しようかなーと悩んだのですが、一番最近、ネット上で見つけ、心に残った名言について書いていきたいと思います。
日本人は
「人に迷惑かけちゃダメ!」
と子どもに教えることが多い。
それに対しインドでは
「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」
と教えるそうです。
Twitterから心理カウンセラーmasaさんの投稿です。
日本人は、たしかに人に迷惑をかけてはいけないという気持ちが強いような気がします。私も、人が嫌がることはしてはいけないと思う方なのですが、日本人の気質、親からの言葉がけの影響というのはありますよね。
人に迷惑をかけないって、謙虚で周囲を思いやるステキな事だと思いますし、子育てのなかでは伝えていきたい大切なことだと思います。
公共の場ではルールを守る、人が嫌がることをしてはてはいけない、人を傷つけてはいけない
でも、この教えをマジメに守りすぎると、自分に厳しく他人にも厳しく、他者を許すという気持ちが育ちにくくなるのかなーと思います。私は迷惑かけないようにガマンしてるのに、あの人は自由にふるまって許せない!というような、不満につながりがちかなーと。
また、自分が失敗をすることで他人に迷惑がかかると思うと、失敗を怖がったり、チャレンジする気持ちが薄れたりというような事もあるかもしれません。
人は悪気がなくても人を傷つけてしまうものだし、失敗しない人間なんていない。理想としては、迷惑をかけないのがベストだけど、生きているかぎり、他人に迷惑をかける場面なんていくらでもあるような気がします。
ならば、人間は完璧ではない、人に迷惑をかけながら生きていくものだから、他人を許す気持ちをもちましょう、という考えは、すごく良いなーと思いました。インドの人は、心ひろいですねー。
大人でもミスしてしまうのだから、こどもたちの大失敗なんて、ほんとよくあります。信じられないような事をやらかします 笑
そして、コロナの時代だからこそ、どんなに感染対策ばっちりで気をつけていたとしても、感染して周囲の人に迷惑をかけてしまうこともありますよねー。今の状況では、誰がコロナに感染しても仕方ない、感染した相手を思いやる、お互い様の気持ちは、こどもたちにも教えてあげたいな、と思います。
また、人を許す心とともに、自分の不完全さも受け入れられる心も育てたいですね。
記事を書きながら思い出しました。沖縄ではなんくるないさーという方言があるのですが、私たち世代はあまり使わないのですが、おじいさん、おばあさん、年長者は結構「なんくるないさー」いいますね。
こどものころ、悩んだり失敗したりした時に、おじいさん、おばあさんたちからの、「なんくるないさー」の言葉に救われたものです。
「なんとかなるよー大丈夫よー。」的な、楽観的ななぐさめの意味だと思っていたのですが、ただしくは、
まくとぅそーけー なんくるないさー
(正しいことをしていれば、物事はいい方向にすすむものだよ)
という意味だそうですよー。
私もこどもたちがとんでもない大失敗した時には、心の中では冷や汗ダラダラでも、冷静に
「正しい心でやったのなら、失敗したとしても大丈夫よー」と言ってあげれるような器のひろーいお母さんになりたいですねー。
インドの教えと、沖縄のおじいさん、おばあさんの名言でした。