童心にかえりまくり
「ドクターイエロー」、その名の通り「黄色い新幹線のお医者さん」。
新幹線の線路や電気設備を「健康診断」するため、車内に様々な測定機器を搭載して、東京から博多までの東海道新幹線と山陽新幹線の全区間を一ヶ月に何往復か走りながら検査しています。
走行日や走行時間が非公表なため見ることが難しく、「幸せを運ぶ黄色の新幹線」と呼ばれたり、「ドクターイエローを見ると幸せが訪れる」なんても言われているそうなのだけど、中々遭遇できないとなると、私の富士山みたく「拝めたから今日は一日いいことありそう♪ありがたや」って確かになりそうだうよね。
オットは何度か見ているようだけど、タモリ倶楽部でしか拝見したことのない私は、いつか遭遇するであろうその日をのんびりと待っていました。
■初めてのご対面
2023年7月の暑い日、とうとうその日が訪れました!
東京駅でドクターイエローの到着と出発を拝むことができたのです。
きた、きた、きたーーーっ。
人がうじゃうじゃいたのだけど、どこからみんな情報を得てるのかね。すごいね。(走行日を予想している方がいるようです)
いやいや、テンションあがりまくりです。
新幹線が大好きすぎてイタリアから(だったかな?)移住してきちゃった、っていう全身黄色のおじさんと、「ドクターイエローと私」の写真をお互いに撮り合ったりして、みんなお友達状態のような、みんなみんな子どものように笑ってて、わちゃわちゃと大賑わい。
お祭りみたいで、あー、たのしっ。
みんなを楽しませて、ドクターイエローはまた「健康診断」へ向かいます。
さようなら~
またいつかね~
■JR東海 浜松工場へGO!
そして昨年は、さらに10月に人生二度目のドクターイエローとのご対面をしました。
「JR東海 浜松工場へGO」ツアーに参加したのです。
工場内も見学。
お手洗いは、新幹線の中のを利用(たぶん)。
同じ車両内に休憩室もあり、椅子は自由席&指定席のシートです。
私は新幹線のトイレが苦手なので(流す音がねダメなのよ。フタが閉まっていればまだいいのだけれど、閉めてもなぜに一番肝心な最後に開いてしまうの???)、トイレには行かずに車内をちょこっと見学。
そうこうしている間に、そろそろドクターイエロー内部に入れる時間です。
何組かに分けられ、時間制で入ります。
いよいよですよ。
ドクターイエローの中へGO!
ドクターイエロー内部は撮影禁止なので画像はありませんが、狭い通路が続いていたり、連結部分がケーブルだらけだったり、何もなくがらんとした部屋があったり、といつも見ている新幹線内部とは全然違うので、不思議な感じでした。
あ、タモリ倶楽部で見た、パンタグラフ点検用の?観察ドームもありましたよ。
モニターが並んでいる部屋で、机の上に黄色の鉛筆削りが置いてあったので、文房具まで黄色とはちょっとした遊び心のこだわり♪ と思って聞いてみたら、たまたまの偶然でした。笑
入口と出口にJR東海の社員さんがいて、何枚も写真を撮ってくれました。
出口で、階段で、ドクターイエローの正面で、などなど、ここでも撮りましょうか? と撮ってくれました。
みなさんとっても親切で、いつでもどこでもお声がかかるとパチリパチリと撮ってあげています。どなたも、今日は一日めいっぱいドクターイエローを、新幹線を、浜松工場を楽しんでいって下さいね!に溢れていました。
■新幹線を支える車たち
各場所に技師さんたちがいて、素人ながらに質問をすると、とてもわかりやすく説明をしてくれました。
どの方も新幹線愛が駄々洩れで気持ちよかったです。
さて、そろそろお別れの時間です。
JR東海の社員さんも、守衛さんも、出勤していた事務の方たち?も、私たちが乗っていたバスが見えなくなるまで手を振って見送ってくれ、ほんとみなさん親切で、最初から最後まで新幹線愛に溢れているイベントでした。
ありがとうございました。
一日で一生分ドクターイエローを見たかも。(でもまた見たい!)
■おまけ
東海道新幹線のホームなどに設置されている自動販売機で購入できる、ドリップコーヒー。
おしまい。
ではでは、また。