【お布団ツアー】@甲府&秩父③ <三峯神社>
前日宿泊した山梨の塩山温泉から、埼玉県秩父の三峯神社へ無事に到着。
前回はこちら。
珍しい形をしている、三ツ鳥居。
こちらの狛犬さんも全国的に珍しいオオカミさん。
三峯神社は、日本武尊が伊弉諾尊と伊弉册尊をお祀りしたのが始まりなのだそうですが、日本武尊が三峯山を登った時に道案内をつとめたのがオオカミだったことから、神様の使い「眷属」として一緒にお祀りされています。
どれどれ、近くに寄って見てみましょう。
八の字に鳥居をくぐる行き方があるそうですが、普通にくぐって参道をすすみました。
朝の参道は気持ちがいい。
神社なのに随身門? と思ったら、
江戸の神仏混淆の時代に「仁王門」として建立され、明治の神仏分離令により仁王像を撤去して「随身門」になったそうです。
ここにも、狛狼さん。
社殿の横には、2012年の辰年に浮かび上がった「龍」があります。
立て看板が「ここっ! ここだよっ!」ってわかりやすく教えてくれているのにもかかわらず、一度目は思いっきり素通りしてました。
再度、御朱印をいただきに来た時に思い出したから見逃さなくてすんだけど、何を急いでいるのか、焦っているのか。
落ち着け、落ち着け。
社殿の左手奥に行くと、「御仮屋神社」がありますが、行く道がよくわからずに、一旦、随身門からきた道へ戻って奥へ進んだので、全然到着しなくて。
途中に「えんむすびの木」とかもあるはずなのにない。
小さな鳥居から出てしまった気もする。
誰も歩いていないし、なんにもない。
これはおかしい。と山道を上ってみたら人が歩いている道に出た。
あとで地図を見てみたら、あのまま進んでいたら裏参道の鳥居に行きついたようでした。
それはそれでよかったのかもしれないけど、まぁよかった。
なんか、落ち着け、落ち着け。
よくあるね、よくやるね。
「御仮屋神社」は、三峯神社「眷属」のオオカミたちをお祀りするお社です。
鳥居に「遠宮」とあるのは別名で、もう一つ同じくオオカミをお祀りしている「近宮」もあるようです。
御仮屋神社の祠の奥で何人かの人がお祈りをしていたのと、「関係者以外立ち入り禁止」とあり、以前はここから行けたのかな?
三峯神社では、御祈祷して「眷属」のオオカミを1年間お借りする、という「御眷属拝借」があるそうで。
「眷属」のオオカミは「大口真神」とも呼ばれていて、その神様のオオカミを1年間お家へ連れて帰ることができ、あらゆるものを祓い清め、さまざまな災いを除いてもらい、また1年後にお返しにくるのだそうです。
そーんなことができるんですね。びっくり。
でも、なんだか恐れ多すぎてお願いする覚悟もないので、詳しくはわかりませんが、もうどうしようもなくなってしまった時にはすがってしまうかも。
ここに戻ってくる途中には、「小教院」(かつて「神仏混淆だった頃の本堂)のコーヒーハウスや、お土産などが売っているショップ、食事や日帰り温泉もできる宿泊施設の「興雲閣」、社務所などがありました。
ここで温泉に入れたら最高なんですが、この時は利用できませんでした。
残念。
奥宮遥拝殿から見る、奥宮。
あの山頂にちょこっと出っ張ってるとこらへんかな?
これから駐車場に戻って装備し、あそこの奥宮に向かいます。
わくわく。
だけど、結構遠いね。
険しいらしいね。
無事に登頂できますように。
クマに遭遇しませんように。
ではでは、また。
つづきます。
つづきはこちら