映画ブレスを観た。
英国のプロデューサーであるジョナサン・ガヴェンディッシュが自身の両親の実話を映画化した作品です。
主人公ロビンはダイアナと出会い結婚し、幸せな日々を送っていました。
しかし、出張先のナイロビでポリオに罹ってしまい、首から下が全身麻痺になってしまい、人工呼吸器がなくては息もできなくなってしまいます。
ロビンは生きる気力を無くしてしまい、息子が産まれても元気を取り戻すことはありませんでした。
しかし、ダイアナが自宅に帰ることを提案するとロビンも元気を取り戻しました。
その後は呼吸器を備えた車椅子を作ってもらい、家族でいろんな国に旅に行くようになりました。
そして、寄付を募って車椅子を普及させる活動や、患者はずっと病院にいるだけでなく、人生を楽しむべきだという意見を広める活動をしました。
旅先では、電気が止まってロビンが息ができなくなってしまったり、ホテルが狭くて車椅子が通れなかったり、色々なアクシデントがありますが、ダイアナや周りの友人たちがユーモアも交えて解決していくところが印象的でした。
身体的な不自由がありながらもたくさんの友人に囲まれて、人生を楽しもうと病院を出れるように車椅子を作ったところがほんとにすごい発想だと思いました。
それをきっかけに充実した人生を送ることができて、ロビンが笑顔になることで家族や周りの友達みんなも幸せになったのだろうと思います。
ロビンの人柄がとても素晴らしかったのだろうと思います。
そして、なによりダイアナの献身的な支えと大胆な行動力に大きな夫婦の愛を感じました。
私も逆境に立たされたとき(いまがまさにそんな感じなのですが・・・)、
発想の転換で人生を楽しめる人になりたい!と思わせられました。
実際はなかなか難しいのですが、、、
どんな境遇の人でも人生を楽しむ方法が見つかる世の中になると良いです。