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第4話:崖っぷち限界アラサー、手帳朝活に参加する。【参加レポ】

※この投稿は、崖っぷち限界アラサーがひょんなことから仏教の思考の宝庫「マンダラチャート」に出会い、 人生を逆転していくまでのドキュメントエッセイ…である。

前回の記事はこちら↓

◆前回のあらすじ
悩みはたくさん。人生は崖っぷち。
そんな筆者がマンダラチャートに出会った結果、1月しないうちに転職活動をしたり九星気学で運命を知ったりと、徐々に変化が訪れていた。

マンダラフェスも無事に参加でき人脈も確保。
少しやりたいことも増えてきた段階で、松村社長からの最後の置き土産に手を付けることにしたのだった。


◆マンダラ朝活会

早起きチャレンジ、成功。

月曜日、朝6時。
普段は朝7時に起きれば余裕で会社に間に合うのだが、この日はすでに起きていた。
というか朝の5時ごろにはすでに起きていた。

マンダラ手帳朝活会…松村社長にご招待いただいた招待制の朝活会に参加するために早起きしていたのである。

もっとも、朝活会自体は朝7時から30分であるため、まだ時間はある。
だが、この時間はこちらが出発しないと仕事に間に合わないため朝の支度をしていたのである。

支度をしてzoomの設定をして、時間を待つ。
ついでに朝食を食べる。

仕事中も空腹なので1口くらいの小さなおにぎりを間食として持っていく。
…でも始業前に食べている人はほかにもいるのに卑しいとかめっちゃ言われる。
解せぬ



朝活会概要

朝活会は、ここではおなじみ松村社長と鎌田さんという認定コーチの女性、そしてフェスでお会いしたざぶろーさんの3人の情報共有が主な構成となっているオンラインの朝活会だ。

加えて、今週の反省会と報告会という形で構成されているらしい。

ちなみに鎌田さんは、前回紹介したマンダラフェスの主催のお一人だ。
フェスでも少しお話していたが、何分私はチキンだ。うまく会話できなかった自身はあった。

大丈夫だろうか…
もはや定番となっているこの言葉がまた脳内をぐるぐるする。


朝活会に参加してみた。

前半:鎌田さんと松村社長の報告会

おずおずと私がルームで参加するや否や、鎌田さんやさぶろーさん、松村社長から全力で歓迎された。
フェスに顔を出してから参加したかいがあったというものだ。しめしめ。

というか、ここまでしていただいてありがたいなと思った。
優しい方が多すぎるんだよな…

ここからは肝心の内容だ。

最初は鎌田さんのマンダラフェスの報告から始まった。
この日の参加者は約4-5名ほどだっただろうか。

その次に松村社長から。
マンダラフェスの共有、そしてマンダラチャートのシステムについての共有と、先週の感想、今週の予定の報告があった。

…松村社長、いつもの愉快な服装に戻っていて少し安心してしまった。
本当に申し訳ございません。

ちなみに私が初参加した回の配信はされていないが、この前半までの内容はYouTubeのアーカイブにも残っているので興味のある人はぜひ見てみてほしい。


後半:各自の報告会

後半は配信なし。
マンダラ手帳で先週の反省をし、今週の目標を立てた後、1分間でそれをシェアするといった内容だ。

ここで大事なことは、ワークショップのときと同様に、自分の前に発表した人の内容をほめて応援すること。
ほめて応援することは、マンダラ思考において大切なことなのだそうだ。

人間嬉しいもんね。褒められるとね。

私はここで2点、躓いた。
というかこれを書いている今でも慣れていないのだが。

まず、時間内に要点を発表すること。
1分で7日分の感想+7日の予定をいうのは、範囲が大きすぎて難しかった。
今は朝活会前に先週の報告まではまとめておいたり、1分で要点を言えるように練習をしたりしている。

次に、顔と名前を覚えるのが大変なこと。
これは私が普段から悩んでいることなのだが、顔はわかっても名前がどうしてもわからないことが多いのだ。
時にマンダラチャートでは、知り合う方がどうしても多すぎて覚えにくい。
この時もだが、手元に小さな付箋を用意しておいて、そこに名前と要点を書いておくことで忘れることを防止するようにしている。

…仕事でもこれでよくやらかすのだ。

皆さん慣れているのかすいすいと発表していく。
鎌田さんの進行もとても上手で暖かい。
まだまだだなぁと、私は天を仰いだ。

その後、ざぶろーさんからマンダラチャート協会の情報を共有し、以上で朝活会は終了となった。


参加してみた感想

結論から言おう。私は雑魚だった…

そうしか言いようがないほど、朝から自分のふがいなさに打ちのめされた。
自分の発表もそうだが、緊張すると年相応の落ち着きがなくなってしまう自身の欠点が如実に出てしまっていた。

それを笑って許してもらえているのだから、環境に甘えすぎない努力をする必要があると感じた。
あと、zoomをやるにあたって部屋が汚い。要改善だ。

そして安定の、最後の最後で私はやらかした。

マイクをミュートにしていないにもかかわらず、退室直前に一言ぼやいてしまったのである。

仕事かぁ…

そりゃあこんないい環境の中にいて、マンダラフェスのあのためになる環境を経てからあの人間たちのいる職場にこれから向かうのだ。
正直行きたくない。でも、お金のためにはいくしかない。

それを聞いた鎌田さん。
いってらっしゃい!と言ってくださった。優しい。

いってらっしゃい。
一人暮らしが長い私にとって、最後にこの言葉を言われたのはいつだろうか。

一気に胸がぽかぽかになってしまった。

仕事に行く最中も、落ち込む想像ばかりしていたのがこの日だけはなくなった。
ついでに嫌がらせをされても、ちゃんと見てくれている人はいるしいいやと思えるようになった。

マンダラチャートで知り合った皆さんはやはり年長者だからなのだろうか。どの方も尊敬できる。すごいなと思った。

私も将来は、悩める人に寄り添える人になりたいと思った。


◆崖っぷちアラサー、逃亡の準備。

連絡が…来ない!!

マンダラフェスも無事に終了し、7月もそろそろ終わろうとしていた。
でも、私は落ち着いていなかった。

最終面接の面接先から連絡が来ていなかったのである。

同時に受けていた滑り止めも無事に内定をいただいたものの、基本給14万に固定残業代45時間含めて今の給与水準以下。
ちなみに繁忙期は80時間は残業を覚悟してほしいといわれて正直無理かも…となっていたのである。

滑り止めは前職の目と鼻の先だったので、
最終面接に向かう途中にめっちゃ遭遇した。
当時の同期には痩せた?雰囲気違う!かっこいい!と言われた。
ちょっと嬉しかった。ありがとうね

ただ、ここで選ばないと現職につぶされるほど身体がもう限界まで来ていたし、閑話で話した通り新人に突き落とされかけたのである。
正直ここにいたら命が何個あっても五体満足で出られる自信がない。

とりあえず、手帳夏祭りの翌日に催促したときのように奇跡が起こるかもしれないので、営業日から10日経ったら連絡を入れてみることにしてメールの予約送信をしておいた。


吉報は向こうから。

翌日。
面接結果の確認のメール送信まであと4時間。

出勤をして挨拶をする。
変わらず無視される。
タイムカードを押す。

業務である給湯室の支度をする。
私が仕事をしていても自分達のやりたいことが優先な人間しかいないので、私を退けてしゃべりながら駄弁っている。これは他部署の人間だ。

しばらく終わらないと判断し、お手洗いに行く。
スマホを確認する。

こんな朝早くからメールが1件。
どうせDMだろうとメールボックスを開く。

宛先:最終面接の人事担当者
内容:「内定通知のご連絡」

固まる。
一旦目をこする。

たしか本命のところ、始業時間が早いんだっけ。

そして凝視する。

内定通知のご連絡。ないていつうちのごれんらく…

内定…

な、な、
内定だ~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!

そう。本命企業から内定をいただけたのである!!
当初の予定通り、9月からぜひ一緒に働いてほしいとのこと。

9月にはここから脱出する。
その目標が達成されたのである!

ちなみに本命企業は士業系。
もちろん社労士になりたい私にもマッチしている。

給料は少しダウンするが、その分平日祝日は完全にお休み。
現職と比べると約10日間ほど休みが増える計算だ。これは嬉しい。

答えはもちろんYes一択。
職場で隠れて内定承諾書を作成して、昼休みに即郵送。

あの時動いていなかったら、この結末はなかったかもしれない。
マンダラチャートに出会って1か月経たないうちに、自分の環境を変えることに成功したのだ。

一応メールでも承諾書のコピーを添付して送ったので、内定は何事もなければ取り消しにはならないだろう。
そうと決まれば、私がやるべきことはただ一つ。


「もう我慢の限界です。ここを辞めます。」

その日の退勤間際、辞表とともに上長にそう告げた。

心晴れやかだった私に、日和見上長は告げる。

「…ちせんさんは、この部署での戦力としてすでにカウントしてないから。みんなあなたのこと嫌いって言っているし。私はそうは思わないけど。」
「ヘルプしている他部署のほうでカウントしていたから求人止めていたんだよね、早く出さなきゃ」

退勤まで約1か月と少し。
恐らく嫌がらせは悪化するしもっと嫌な予感はするなと色々察した。

というか、仕事聞いたら仕事を取ってきて勝手に干してきたくせに戦力外なんて。どの口が言えることなんだか…。
嬉しさと悔しさでやけ食いをキメたことはいうまでもなかったが、お世話になった人たちに伝えたところ全力で祝われた。


職場以外の周りに恵まれて、本当によかった…!!


◆次回:崖っぷちアラサー、おわりとはじまり

退職を伝え、案の定悪化している嫌がらせと忙しくなるヘルプの板挟みであたふたしている筆者。

そんな中、ついに迎えた社会保険労務士試験。
負け戦とわかっていても、やらねばならぬときがある。

無事に試験を終えて、友人とヌン活に行けるのか。

そして、やられっぱなしも嫌ですし、最後にひと暴れをしてしましょうか。

次回もお楽しみに。


◆あとがき:執筆余談

ようやく内定が出たことが話せた~~!

内定が出て腹が立つ言葉にもやもやしながらも、全力でお祝いしてくれた友人や馴染みのお店の店長さん。
そして松村社長やゆきえさん、豊政さんたちマンダラチャート認定コーチの皆様。
皆さんに祝ってもらってとっても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。

というわけで、実は現在有休消化中です。6連休のうち5日消化。
…実はほぼ疲れていたんでしょうね、寝てばかりでしたがそれもご愛敬ということで。
でも、お礼も言いにいけたり通院したりとメンテナンス期間を十二分過ごすことができました。

それに入社したら三連休が連続してあるので、身体もしっかり整えながらやれそうです。

次回でこの●話形式は終わりになりますが、以降も書きたいものがもりもりあるので!いろいろと更新していきたいと思います。

引き続きどうぞよろしくお願い致します。

…有休最終日までに次回の記事を書き終えたい!

あっあと最後にいいですか?
友人に勧められて卵かけご飯の食わず嫌いを克服したんですよ。

どなたかめちゃくちゃ美味しい食べ合わせ知りません?

毎日頭の中が卵かけご飯で大変なんです…



◆筆者プロフィール

ちせんさとみ。

※画像はイメージです。

アラサー。女。一応会社員。一人暮らし。独身。
18の時に進学のため上京。以来関東近辺の1Kで悠々自適に生活中。
趣味は紅茶とアニメと文房具。あと字をびっちりと書くこと。
自律神経や免疫低下のデバフ効果のある基礎疾患持ちではあるが、ひとり楽しく生きている。

…と書いてみたものの、実際はクォーターライフクライシスで悶々としているただの限界社会人である。

◆ちせんさとみSNS
X:@SatoMi_Chisen

「マンダラチャート」は一般社団法人マンダラチャート協会の登録商標です。










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