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川崎市を舞台に子どもの権利を考える映画を創りたい~映画製作日誌①~

はじめての「映画製作」

私は20代から劇団を主宰して、小劇場で自主公演を上演してきました。
そうして映画製作とは関わることなく今まで俳優を続けてきました。

しかし晩年の樹木希林さんの演技に影響を受け、希林さんが亡くなって映像の素晴らしさに気がつきました。

「映像は私が死んでも永遠に残っていく」

希林さんが亡くなってからの方が、彼女の姿を探すかのように出演作品をむさぼるように観たのです。

そこから映像に興味を持つようになり、自分が生きている間に少しでも誰かの心を動かせるような作品を残したい。少しでも良いから…。
そして「映画をつくろう!」と一念発起したのです。

しかし映画を一からつくるのは初めて…。
題材も「不登校」「子どもの権利」と知らないことばかり。

…でも、「知りたい」「興味がある」のだから仕方がない!
探求していくしかないのだ!!

何もかもがわからない状態での製作スタート。
いや、これはスタートと言えるのか??スタートさえもしてないんじゃないのか?本当に映画つくれるの???
自分ひとりの頭でぐるぐるとそんな自問自答がはじまりかける…

「よし!わからない時は詳しい人に話を聞こう!!」

私は意を決して「ある人」へ、一本の連絡をしました。
それはこんな内容でした。

ずっと触れたかったテーマに気が付きました。
学校に行けない子ども
その子どもの視点から、とりまく家庭環境や学校環境を映し出す映画を作りたい。と思いました。
まだ企画を思い付いた段階なので、まったく具体的じゃないです。
なので、とりあえずはいろんな人とお話をしながら協力して下さる人を増やして行こうと考えています。

ここから新しい出会いがはじまります…

この「映画製作日誌」では製作途中でのよもやま話や、出会った方や団体さんをご紹介していきます。

P.S.「ある人」のことは、またいつかご紹介していきたいと思います!



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