オリジナル曲への想い～自然のキセキに感謝～
オリジナル曲作りは、日常にありふれている風景。
でも奇跡のような大好きな自然と出逢った感動を、わたしが感じて音にしていく過程です。
夢中
約15年前、ハープを習い始め、ハープの魅力にどんどん惹かれていきました。
ようやく初めて購入した小型の小さなサウルハープ♪
家でサウルハープと触れ合う中で、浮かんできた音を繋げて遊ぶようになりました。
そうして音を繋げて、大好きな自然のイメージでオリジナル曲を自分の中から出てきた子どもに接するように、大切に作っていくようになります。
閉ざす
10年以上前に自然とのふれあいの中で作ったオリジナル曲が9曲。
わたしの中では楽しい曲作りだったはずですが、ある出来事から
「人からどう思われたか。」
「認められなかった。」
と感じて、曲作りをぱったり辞めてしまいました。
浮かんでくる音に対して、心を閉ざしてしまったのです。
再会
楽しんでいたハープオリジナル曲作りをやめて10年ほど経ちました。
出産前後はハープから離れていて、子育てが落ち着いた頃ハープへの情熱が再燃焼します。
再び少しずつハープを楽しんでいきました。
そして、お仕事として頂いたハープ演奏をする中で、黙々とハープに向かい合っていた時、
「趣味でハープを弾かないの？」
知人からかけてもらった言葉をきっかけに、創作活動を楽しんでいたわたしが顔を出してきました！
「待ってたよ。
ずっと待ってたよ。
また楽しく音遊びしようね。」
そう、私の声が聞こえました。
再生
わたしの心のイメージを、音としてハープオリジナル曲として創作し始めました。
10年ぶりに最初に作ったオリジナル曲のタイトルは「再生」
自分の中の子どもに話しかける事を積み重ねていた時期でした。
自分の中の小さなわたしを置いてけぼりにしていた私。
1人ぼっちだった小さなわたしに
声をかけて、
包んで、
愛をこめて、
共に過ごしていきます。
小さなわたしは、そばに来た私に気付いて共に手をつないでいく。
共に新しいわたしを生きていく。
そんなストーリーをイメージして出来上がった曲です。
想い
2017年からオリジナル曲作りを再開して出来た16曲。
自分の中の想いを、音に変えて外へと出していったような感覚があります。
完璧でなくてもいい。
全員に認めてもらえなくてもいい。
私がわたしを認めればいい。
それから、自由に、楽しく、素直に音を書き留めて、つなげて作れるようになりました。
わたしがハープを大好きで、
ハープに向かい合って作る
ハープオリジナル曲。
わたしが音をつなげて作っているのだけど、わたしが音を作っているのではないような感覚。
表現
わたしの作ったハープオリジナル曲をこうして表に出すことに、抵抗や恥ずかしさもありました。
でも出していくようになると、これは『私の表現方法の1つ』と感じられるようになってきました。
言葉を話す
体が自然と動く
色を重ねていく
人が自然に行っていること。
わたしにとっては、こんな風に自然に表現することの1つがオリジナル曲作りです。
自然にふれたときの感動
湧き上がってくるイメージや感覚
人との交流で生まれるわたしの心の動き
オリジナル曲作りは、わたしの中で受け取った感覚を音として繋げて、時間をとり発酵させるようにして完成させていく表現方法です。
白いキャンバスに少しずつ絵を描いていくような感覚で行っています。
これからも自由に、楽しく、私の中の子どもと手を繋いで、伸び伸びと表現していきます。
大好きなハープを楽しく奏で表現していくことで、聴いて下さる方々の心に響いていく、笑顔になる。
そんな繋がりが、喜びが広がっていくことを願いながら。
2020年ハープオリジナル曲。
「しずくの和」
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