肩書き、全部、手放してみよう
この夏の私には大きな変化が訪れています。
まだ、夏は終わってないのに振り返るふうになっていますが(笑)。
思うに、この変化は、昨年末にIntegrated Healing(IH)の講習会を受けた時から始まっていました。
あの時、講習会を終わった時点で、「すごい変容が起こった!」と自分では感じていましたが、いやはや、意識の変化が現実に現れるには少し時間がかかるとはよく聞く話でした。
あれから半年以上が経って、ようやく、あの時に変化した意識が、現実を変化させ始めたことを体験している、という状況に今の私はあるんじゃないかと思います。
少し前に始めた「毎日に小さな冒険を」という試みも、私の変化を促進しました。
というより、先に意識が変化していたからこそ、「毎日に小さな冒険を」という試みを思いつき、実践できたのかもしれません。
これは、変化というより変容、かもしれません。
世界の見え方が180度変わったというか、いる世界がそもそも全く違うように感じるというか。
起こる出来事の受け取り方と咀嚼の仕方がこれまでと全く変わっている自分がいるのです。
そんな変化の流れの中で、私はついにライター・編集者と名乗ることをやめようと決めました。
25年慣れ親しんできて誇りもあった肩書きですが、そう名乗ることが自分を(無意識に)制限していると感じるようになってきてしまったのです。
他にやりたいことが出てきた、というのも関係しています。
何をやりたいかというと、自分が体験したような人生の変容を体験したい人のお手伝いをしたいのです。
ちょっとまどろっこしい言い方をしましたが、要は、人生の変容をお手伝いしたい、ってことです。
ただ、誰も彼もが人生を変容させる必要はないとも思っているので、人生を変容させたいと思っている人(けれどうまくできない人)というニュアンスを含めたくて先のような表現にしました。
人生の変容って何かというと、表面的なことで言えばより健康的、幸せに生きられる人生、となるのでしょうが、それ以上に、自分らしくあることに心地よくいられて、自分らしくあることに心地よくいられるから他人が他人らしくあることを応援できる、そんな優しい世界にいつのまにかお引越しできるっていうのが近いような気がします。
思えば、そのような変化のお手伝いをしたいというのは、昨年、会社を辞めてからずっと考えてきたことでした。
ただ、私はライター・編集者としてそのような発信をしていくのだとどこかで決めつけていたようです。
ところが、最近、書けなくなった理由はまさにそんなふうに書いて伝えることにこだわっていたからだと気がつきました。
もっというと、私が変容をお手伝いしたいのは、必ずしも書いて伝えるという形だけではないと気づいたのです。
書き伝えることをやめることはありませんが、それと同じくらいに、いや、それ以上に、サーフィンや、ヨガ、Integrated Healingなどを実践or体験してもらうことを通してお手伝いしたい、という情熱が出てきたのです。
とはいえ、ヨガはまだティーチャートレーニング受講中の身ですし、サーフィンや、Integtrated Healingは、身近なネットワークの中で細々と活動してみようとしているだけの段階。
でも、まずはそれでいい、とも思っています。
いきなり大きくやろうとするからおじけついて結局やらないっていうのがこれまでの自分のパターンだったから。
毎日、小さな冒険を続けてきたメリットはまさにそこで、自分のコンフォートゾーンを小さく抜け続けると、これまでの自分が(無意識に)陥っていたパターンにめちゃくちゃ気づきやすくなるし、そのパターンを破ることが容易になるのです。
話がそれましたが、そんなわけで私は今、ライターでもなく、編集者でもなく、サーファーでもなく、ヨガインストラクターでもなく、Integrated Healingプラクティショナーでもなく、ただ「自分らしく生きるってことがようやくわかってできるようになって、人が自分らしい人生へと変容を起こすのを助けたくなった人」として、自分をさらしています。
これまで何度も言ってきて、でもそれは自分に言い聞かせるためだった言葉を、今は心から言えます。
私が私として存在していること、私が私を表現していること、生きる意義があるとしたらそこだけ。
…私ったら、言い切ったわ(笑)!
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