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インナーチャイルドが暴れ出す時

今回は、家族で一緒に住んでいた頃に起こった

私のインナーチャイルドのお話です。

冬の時期になると思い出す、強烈な体験でした。





自閉症の兄と母の朝食の時間、

母はレンジで牛乳を温めるのですが、

スタートを押した後

数字を見るのが好きな兄がレンジ前で固まります。

ゼロになり

出来上がったカップを手に、

へっぴり腰でリビングへ運んでくる、のが彼の仕事。

見ていて危なっかしくて

いつかこぼすんじゃないか、と思いながらも

練習やと言って毎日繰り返していました。



そんなある日、

事件が起こります。



いつもギリギリの私は

その日も急いでいて

玄関の近く

(兄が移動する動線の途中)にコートを置いていました。



出かける準備をしている時

「あ、こぼして!」

という母の声が聞こえ、

嫌な予感、、、見ると

兄は、コップを落とし

見事に私のコートへ牛乳をぶちまけていました。


もーー!!!


何やってんの!!!

時間ないのにどうしてくれるん!!

これ高かったのに!!

などなど、

こちらに書ききれないほどの暴言の嵐、


母から

そんなとこに置いてる方が悪い、と

正論っぽいことを挟まれ

さらに炎上🔥

怒りが止まらず暴れ散らす、



一方で

うわ、止まらんわ、、なんで?

どうしよう、、

と冷静に見ている私もいて


私の中にいる別の人が暴れ出した感じ。

二重人格??



少し落ち着きを取り戻してから

会社に向かいましたが

そのあとも電車の中、仕事中、

とずっとイライラして

一日中くすぶり続けていました。



当時、MOMOYOさんのセッションを受ける機会があり

怒りにまみれた一連の流れを話すと

インナーチャイルドだね、と一言。


お母さんの反応を見て、

何を思う?

私へのフォローはなく、

適当にあしらわれ、雑な扱いを感じた。


何が悪い?

特別扱いされていない、大切にされていない感じが、、嫌。


特別扱いされたい思いがあることを、知っておくこと。


今回に限らず

雑に扱われたり、流れ作業の一部になっていると感じた時や

自分より特別扱いされている人を見た時、

怒りとともに

インナーチャイルドが暴れ出す瞬間があるはず。

それに気づいて

子どもの声を聞いてあげる。

大人の私が子どもの私を育てていく



子どもの頃に、傷ついた記憶は

その時のままインナーチャイルドとして自分の中に眠っています。

目の前によく似た現実が再現されると

インナーチャイルドが発動して

止められないほどの怒り、行動へつながり

今の自分が振り回されてしまいます。



親だからこそ、私を1番に見てほしい思いをのせて

現実を見てしまい、

母の反応を見るたびイライラしていましたが

母は、全般的に雑、いい加減な人で

我が道を行くタイプ。

母はそういう人、なんですよね。



現実の見方、

インナーチャイルドの破壊力を

学んだ貴重な体験でした。



尋常じゃないほどの怒り、気になる行動を感じた時は

一度自分の内側を見てみるのがいいかもしれません。

ちなみに、

私はこの時を最後に怒り狂うことはなくなりました。☺️



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Spiritual Anatomy®︎オフィシャルプラクティショナー。
COCOROCOLLEGE専属ヒーラー、サイキックカウンセラーとして活動中。
オンライン(Skype)での個人セッションを行なっています。
詳細は下記事務局までお問い合わせください。
📩pcsession@cocorocollege.com


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