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【読書感想文】1万人の脳を見た名医が教える「好奇心脳」 著者:加藤俊徳
脳の力を引き出す鍵は「好奇心」にある──。現役の脳内科医である加藤俊徳先生の著書『一万人の脳を見た名医が教える「好奇心脳」』を読みました。
この本には、1万人以上のMRI脳診断結果から得られた知見をもとに、脳を活性化させる「好奇心」の力とその育て方が詳しく書かれています。
主な内容は以下の4点です:
・1万人以上の脳診断結果から得た洞察
・「好奇心」が脳の健康と活性化に果たす重要な役割
・年齢を問わず脳を成長させる方法
・「好奇心脳」を育てるための実践的なアドバイス
加藤医師によると、好奇心を再び活性化させることで脳が再生し、私たちの人生に良い変化をもたらすのだとか。
脳科学の知見に裏打ちされたアプローチが、具体的な方法とともに紹介されています。
好奇心を取り戻すためにできること
「好奇心」の重要性には納得しました。
しかしながら「好奇心」は年齢とともに衰えていくとのこと。
実際に高齢になった母を見ていても、以前より好奇心が薄れたように思う瞬間が増えました。
「自分はいつまでも輝いている人でいたい。」
そのために、自分自身が日常生活で無理なく取り入れられそうなことをいくつか考えてみました。
1. 多様な刺激を取り入れる
異なるジャンルの本を読む
つい好きな作家やジャンルを選びがちですが、あえて「普段選ばない本」を手に取ってみるのは簡単にできそうです。新しい視点に出会えるのが楽しみです。知らない場所への旅行を計画する
旅行好きな私にとって、これも取り組みやすいアイデアです。
海外旅行はハードルが高くても、日帰りで行ける未知の場所はまだまだたくさんありそうです。
2. 疑問を大切にする
「なぜ?」を習慣化する
日常の中で「どうして?」「なぜ?」と問いかける癖をつけたいと思います。一見簡単そうに見えますが、慌ただしい日常だとハードルが高そうです。たとえば「なぜ年末は慌ただしいのか?」や「なぜ正月に帰省するのか?」といった日々の「当たり前」を見直すところから始めてみたいです。
3. 新しい体験を増やす
初めての場所に行く
新しいカフェを訪れる、ジョギングやウォーキングでいつもと違う道を通るなどなど。これは明日からでも簡単に取り組めそうなことばかりです。
4. 学びの習慣化
FP1級を取得してから参加している勉強会では、さまざまなテーマについて学ぶ機会を得ています。
ただし、もう一つの学び「英語」はなかなか習慣化できず苦労中です。
「ラジオ英会話」を毎日聞くのを目標にしているのですが、つい「まとめ聴き」になってしまいます。
「1日30分の英語学習時間を確保すること」を来年の目標にしたいです。
健康も忘れずに
本書には、睡眠不足や運動不足が脳に悪影響を与えるとの記述もありました。
ジム通いで筋力アップと有酸素運動を継続しているのは、この点でプラスになっているはず。
「脳に良い生活」を意識することは、つまり知的で健康的なライフスタイルを送ることなのだと改めて感じました。
人生の目標としての「好奇心脳」
何歳になっても好奇心を持ち続ける。
それは来年だけでなく、人生を通じた目標にしたいと思います。
この本を読んで、「好奇心」が脳にもたらす可能性に改めて気づかされました。
読書好きの皆さんも、来年の目標を作るヒント探すためにぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
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