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おいしいお茶を点てたい

昨日はお茶のお稽古。
お軸は「清風萬里秋」で、ススキや桔梗が墨で描かれた画賛。

清々しい風が吹きわたり、見わたす限り秋の気配が充ち満ちている。
というような意味だそう。

昨日は久々にお炭をして、お濃茶とお薄のお稽古もした。
なんだか盛りだくさん。

お濃茶がおいしく練れていたようで、先生に「これはおいしい!丁寧によく練れてる!」と言ってもらえたので嬉しい。

お薄は家でも自分で点てて飲むけど、お濃茶は自分が点てたものを飲む機会はほとんどない。
おいしいお茶が点ちますように、と思いながら練るものの、実際のところはわからないから、いつもドキドキする。

お点前を丁寧に美しくすることももちろん大事だけど、肝心のお茶がおいしく点てられなかったらどうしようもない。
お茶の量とかお湯の加減とか、経験を積んでいくしかないんだろうと思う。

昨日は午前中にNPOの活動があって、着物では行けないなぁと思っていたんだけど、他の生徒さんも遅れるとのことで、お稽古の時間がいつもよりも遅くなったから、着物を着ていくことができた。

月3回のお稽古の時くらい、やっぱり着物を着ていきたい。
袂があると、お点前の時の意識もやっぱり違うし。
何より着物が好きだから。

とはいえ、まだまだ暑くて袷の着物は着られない。
あんまり時間もなかったので、着付けしやすい紬の単衣を着ていった。

昔リサイクルで買った着物と、おばあちゃんの箪笥にあった帯。

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