【ライターもくもく会】みんな前を向いて、悩んでいた。質疑応答集
7月26日(日)、オンラインで行われたSHElikesのライターもくもく会に参加しました。
今月のテーマは、「ライターとしてお仕事を始める為の準備をしよう!」。
講師はフリーランスのライター・編集者としてご活躍されている山越栞さんです。
実は私、前に似た内容のもくもく会に参加したことがあります。
その時の講義内容を下記のノートにまとめているので、ご覧いただけたら嬉しいです。
当時と今回の一番の違いは、質疑応答コーナーの長さです。今回はなんと1時間以上!
一人ひとりのお悩みにじっくり向き合ってくださった栞さんには感謝しかありません。
今回の記事では、質疑応答コーナーの内容をまとめます。
ライティングの勉強に関する質問
Q. noteを使っていますが、自分の内面をさらけ出す文章を書くことが多く、日記のようになってしまいます。有効活用する方法を教えてください。
A. 「ライターとしてnoteをどのように活用したいか」によります。バズるのを狙ったり、文章を書く機会を増やすための手段にしたり、活用法は人それぞれ。
書きたいことと読者の需要がかぶる領域について書くのが理想なので、自分の学びをシェアするとSHEの人には読んでもらいやすいかも。
でも、大前提としてnoteは「好きなことを書いていい場所」です!
Q. SHEの課題のSEO記事で求められている正解が分かりません。
A. ペルソナをしっかり定義し、その人を助けられるコンテンツを作れていればOKです。
Q. noteとブログの違いを教えてください。
A. noteはブログの一つです。ドメイン取得などが不要なので、noteは気軽に始められます。
案件探しに関する質問
Q. ライター未経験者がポートフォリオを作る場合、何を載せるのが良いでしょうか。
A. SHEの課題をnoteに載せ、ポートフォリオにするのはどうでしょうか。ちゃんと添削を受けた文章なのが◎
記事コンペで受賞したものがあれば、それを載せるのも良し!
Q. Wantedlyでいくつかの案件に応募しましたが、企業から返信をいただけることが少ないです。返信率を高くするために工夫していることはありますか。
A. 半数以上の企業から返信をいただけないことは、普通にあります。返信をいただけた企業と関わって実績を作り、ポートフォリオを充実させると返信率も高くなると思います。
本当に受けたい会社を受けるのは、ある程度実績を作ってからが良いです!
Q. Wantedlyにて「中途採用の募集に応募し、業務委託が可能かどうかを確認することがある」とおっしゃっていましたが、その意図を教えてください。
A. 「副業」や「業務委託」のカテゴリーには単発の案件が多いですが、「中途採用」の場合チームの一員として継続的に取り組めるものが多いからです。業務委託でも正社員レベルの仕事を任せていただけることも。
Q. ライターとしてのつながりの作り方を教えてください。
案件への取り組み方に関する質問
Q. 引用するときに気をつけていることはありますか。
A. 大学生がレポートを書くときに気をつけるべきこととほぼ同じです。行政が出しているアンケート結果や統計を使うなど。
情報を引用して良いのか迷ったときは、本や行政のホームページで同様の内容を探しています。
Q. ネットからの情報収集は得意ですが、本から行うのは苦手で悩んでいます。
A. ネット検索でヒットした内容を本で調べるのはどうでしょうか。検索した内容をさらに検索、というイメージです。
本屋で該当もジャンルの本を何冊か立ち読みし、気に入った1冊だけを買うのも良いかも。
Q. 得意ではない分野に関する記事を書くとき、モチベーションが下がらないように工夫されていることはありますか。
A. 得意分野ではなくても、「文章を書いて報酬をいただくこと」自体はやりたいことなので、いったんそこに目を向けます。
やる気が出ないとき、オシャレなカフェなどテンションが上がる場所に環境を変えるのもコツ。
Q. 個人で取材を依頼したい方がいるのですが、実績のあるメディアなどからの依頼でなければ受けていただくのは難しいでしょうか。
A. 媒体の知名度などよりも「依頼がしっかりしているか」のほうが大事なので、個人であることが理由で断られることはあまりないと思います。
Q. 報酬や手土産など、取材の作法について教えてください。
A. 報酬も手土産なしで訪問してもまったく問題ありません。
Q. ライターとして日々アップデートするために行っていることがあれば教えてください。
A. 全部をコンテンツだと思うこと。友人の「ぜんぶ芸の肥やし」という言葉が好きです。
他にも、この人みたいに書きたいと思える文章に出会ったときは、仕事中でなくても仕事に近いモチベーションで読んでいますね。
まとめ
参加者のライティングとの関わり方は、本当に十人十色でした。
仕事のためにライティングスキルを磨きたい人、副業ライターになりたい人、将来の選択肢を増やすためにライティングを学んでいる人……。
目指しているゴールは違えど、全員に共通しているのは「前向きにライティングに取り組んでいる」ということ。
SHEにいても、ライティングを学ぶ人同士で関わる機会はあまりないのが現状です。
悩みを共有することでモチベーションを高られるステキな時間になりました!