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人との温かい「つながり」に、読書会とメンタルファウンデーション・コーチがきっかけに


■人生100年時代に大切なものは、人との温かい「つながり」 by 『ライフ・シフト』

「人生100年時代」という言葉。
その言葉の元になったのは、「ライフ・シフト」という本です。

ベストセラーになった本で、聞いたことがある方や読んだことがある方もいらっしゃるかもしれません。

この本では人生100年時代の、幸せな生き方のヒントが書かれています。

具体的には次の3つが大切と書かれています。

 1.仕事などに役立つ知識やスキル(生産性資産)
 2.健康や良好な人間関係(活力資産)
 3.変化に応じて自分を変えていく力(変身資産)

『LIFE SHIFT』リンダ グラットン,アンドリュー スコット.

今回話題にしたいのは、2の「良好な人間関係」です。

人は、どのようにして生涯にわたる幸福感と満足感を得るのか──この点をテーマに、精神科医のジョージ・ヴァイラントを中心とするハーバード大学の研究チームがおこなった長期の追跡調査がある。
この研究により明らかになったことのなかに、ひときわ目を引くものがある。
それは、人生の幸福感と満足感に大きな好影響を及ぼすのが、深くて豊かで長期間にわたる友情だという発見である。

「LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略」リンダ グラットン,アンドリュー スコット. (Japanese Edition) (p.80). Kindle 版.

つまりは、良好な人間関係が幸福感につながる、ということです。

■人との温かい「つながり」を大切にしたい

人生の幸福につながるような、人との温かいつながりをもう十分持っている方もいると思いますし、
もっと温かい つながりがあったらいいなと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

私も温かいつながりを大切にしていきたいと思っています。

少し古い話ですが、コミュニケーションを取るのが苦手で
高校生の時に1日中、クラスの誰とも話さない時期がありました。
他のクラスメイトが友人と一緒に行動している中で、
私は一人ポツンと行動。とても窮屈な思いをしていました。

会話のネタがなく、何を話したらよいのかが分からなかったのです。

そんな自分にとっては、偶然出会った読書会とメンタルファウンデーション・コーチが、大きな転機となりました。

メンタルファウンデーション・コーチとは、心理カウンセリング(心理セラピー)の手法を使って、クライアントの心の土台づくりをサポートしながら、それによって効果的に、クライアントの「悩み・問題の解決」「目標の達成」さらには「自己実現」をサポートする専門家です。

一般社団法人メンタルファウンデーション・コーチ協会 HP https://www.mentalfoundation.jp/about/

■人との温かい「つながり」に大切なことは自己受容

メンタルファウンデーションの考え方を学んで分かったこと。
それは、
温かいつながりができないのは、
単なる会話のネタやコミュニケーション技術の問題ではなくて、
自己開示ができないことが要因であるということでした。

そして、自己開示ができない要因として、
自分自身を受容できていないことが深層にありました。

自分自身を受容できていないから、
自分が発する言葉が他者に受け入れられないのではないかと不安になり、
自己開示がうまくできなかったのです。

自分を表現しなければ、他者に受け入れられない事態に直面することもありませんから。

自分に対して良い悪いといった判断をくだすことをしない。肯定も否定もしない。そっくりそのままの自分を受け入れること、これが自己受容です。

「自分を好きになれない君へ」野口嘉則.著(小学館YouthBooks) (Japanese Edition) (p.25). Kindle 版.

■自己受容には他者の助けが有効

でも要因が分かったとしても、なかなか自己受容は進みませんでした。

怠惰な行動は律しつつ、自分の感情は受容していく。
たしかに、よくはなっている感覚はありました。

でも、あなたの考えには価値がない、という無言のメッセージを幼少期に受けていたのか、気づくと自分の感情を否定していました。

そうしてもがいている時に、
信頼できる方が自分の話を丁寧に聞いてくださったり、
読書会で他者に考えを受け止めてもらえたり、
メンタルファウンデーション・コーチを受けることで、
次第に自己受容ができるようになっていきました。


自己受容ができると、自己開示や他者受容が徐々にできるようになっていきました。自分を表現できない窮屈な感じが緩んでいきました。
そうすると、温かいつながりもできるようになっていきました。

自己受容は自分一人で頑張ろうとするのではなく、他者との関わりの中で育まれていきました。

私にとっては他者との関わりとして、信頼できる人、読書会、メンタルファウンデーション・コーチがとても助けになりました。

自己受容は他者の助けが有効と思います。

■つながりの温かさを感じられるようにしたい

自己開示ができず、
自分の話は受け入れられないのではないかという不安、
そして、自己開示ができないことの窮屈感、
温かいつながりのない孤独はとても辛いです。

そこで私は、そうした辛さを和らげ、つながりの温かさを感じられるように、
読書会やメンタルファウンデーション・コーチを通して、
ほっと、語り合える温泉のような場をつくりたいと思っています。

■読書会で大切にしたいことは、ほっと話せることでの温かさ

私が開催する読書会のこだわりとしては、
今までの読書量や知識量に左右されずに、
今の自分が感じていることをほっと話せることで、
温かさを感じられるような読書会です。

持ってきた本という共通言語をもとに対話をするので、会話のネタには困るということはありません。共通のテーマがあるので打ち解けやすいです。

また読書会というと事前に本を読込み、意見を洗練させておかないと場に受け入れられないのではないか、というイメージがあるかもしれません。

私はそうしたことがないよう、事前に本を読んでくる必要はない設定にしています。
そのため、身構えずに参加できて、その時に本を通して感じたことを気楽に話すことができます。

また対話の中で新しい発見があり、視野も広がっていきます。

視野を広くするというのは大切で、
自分1人の世界にこもっていると知らないところで選択肢が狭まっていきます。これはとても怖いことです。
あとになって、このような選択肢もあったんだと後悔することにつながります。少なくとも私自身はそうでした。

ただし、読書会の課題としては、1グルーブ4人ぐらいでの対話になりますので、自分1人で深く考える時間はあまりないことです。

■自分の内面と静かにつながる、メンタルファウンデーション・コーチ

そこで、自分1人で内面を深く考えるのに役立つのが、メンタルファウンデーション・コーチになります。

時には沈黙もありながら自分のペースでゆっくりと話すことができます。
自分自身をより深く見つめることができ、そして温かい空間の中で受容されていきます。

自分の話に静かに耳を傾けてくれるコーチという存在のありがたさ。
そして、自分の感じていることには価値があるのかもしれないという感覚が芽生えてくる、これが私がコーチを受けている中で感じていることです。

そうすることで、自分の感情を受け入れても大丈夫なんだと自己受容ができて、さらに、自分が感じていること、考えていることを話しても大丈夫なんだ、と自己開示ができるようになっていきます。


ただし、メンタルファウンデーション・コーチの課題としては、コーチとはその場限りの関係性であるということです。
あくまで、コーチとはセッションの間でしか会話はできません。
日常生活でそのコーチと交流することができないです。

その課題を補うために、日常での温かい交流につながる読書会が役に立ちます。

■読書会とメンタルファウンデーション・コーチの併用で、人とのつながりの温かさを得る

このように読書会とメンタルファウンデーション・コーチの併用が人との温かいつながりにつながると思っています。

同じ自己受容ではあっても、
温かい交流につなげたい、視野を広げたいということでしたら、ほっとできる読書会がおすすめですし、

少し辛いな、心が揺れているな、もっと自己受容を深めていきたいなと思ったら、ゆっくりとしたメンタルファウンデーション・コーチの時間がおすすめです。

私自身は両方を継続して自分を整えています。

■まとめ:読書会とメンタルファウンデーション・コーチの併用の効果

ポジショントークのような記事ですが、
自分がよいと感じたものを提供していきたいので、紹介させていただきました。

末尾には、自己受容の理解におすすめの書籍とともに、
読書会とメンタルファウンデーション・コーチのリンク先を掲載しております。
詳細についてはリンク先よりお問合せください。

より温かいつながりの参考になれたら幸いです。

■読書会とメンタルファウンデーション・コーチのリンク先

自己受容の理解におすすめの書籍

ほっとして、はっとして、一歩ふみ出す、モーニング読書会

メンタルファウンデーション・コーチ

■私のミッション、バリュー、ビジョン、パーパス

・ミッション(使命):自分や他者のために困難に立ち向かっている人(広い意味で働く人)を支える
・バリュー(価値観):承認の輪を提供する
・ビジョン(目指す未来):働く人を支え、日本の未来を支える
・パーパス(社会的意義):働く人の参謀


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