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アダルトチルドレンの罪悪感

思考が暴走する。妄想する。
私はそんな状態でした。

何も起きていないのに、不安。
情緒不安定。気持ちがサワサワサワサワーとしている。

どちらかというと、具体的に何か出来事が起きた方が必要な対処がチャチャっと出来る。
アダルトチルドレンって仕事は出来る人多いっていいますよね。

ただ、何も起きていないときに、襲ってくる不安。具体的な不安ではないんですが、とにかく自分が心持たないんですよね。

これって、「無価値感」からきてると言われています。
何もしていないと、役に立っていないと、何かに進んでいないと、不安。存在価値が揺らいでいる。

そして、幼い頃から周囲の環境にアンテナを張り巡らさせていた。

物音、親の顔色、食器を不機嫌そうに洗う音、ガシャガシャ、次になにが起こるか、
どう対処するか、全身のアンテナを周囲に向けて、反射的に対応する。
サバンナで生きている草食動物みたいなものです。

そして、ワンパターンじゃない。
昨日はこれで親は怒らなかったのに、不機嫌にならなかったのに、同じことで癇癪を起こされたり、叩かれたりする。

学習はぐちゃぐちゃです。
だから、その場その場で、いつも周囲に、空気に音に顔色に、伺って、どうすべきか、張り詰めて対処している。

やっかいなのが、子どもって、親が悲しそうだったり不機嫌だったりすると、
自分のせいだって思ってしまうこと。。。

私が悪いからだ。そう感じてしまうこと。毎日の生活の中で、本来自分の責任ではないのに、罪悪感を積み重ねてしまうこと。そして、重たくなってしまう。。。

あなたは悪くない。
本当です。

アダルトチルドレンの方がまず知らなくちゃいけないこと。
あなたは悪くない。
あなたは何も悪くない。
頭ではわかると思う。だけど、心の奥底まで落とし込めるまで伝えたい。
あなたは本当に悪くないんです。
生き抜いたんです。

そう思えるにはどうしたらいいか。
私もたくさん試行錯誤してきました。

ひとつは、冷静に過去を思い出して、
私は本当に悪かったのかと、大人の目線で検証すること。

子どもの力ではいかんとも出来なかったし、
本来は暖かく守ってもらうべき存在だったんです。それがなかったことは、とても悲しい事実。

だけど、悪くないことは簡単に分かると思う。
悪くないどころか、頑張った。よく生き抜いた。
抱きしめてあげたい。本当にそれだけ。

でも、自分の中にいる小さな子ども
インナーチャイルドは、泣いています。
私が悪いんだ。お母さん、お父さんが喧嘩しているのは、私が悪いんだ。ごめんなさい。
私なんていない方がいいんだ。

こんな思い込みをしていたりします。
自覚していなくても、幼い自分が強くそれを信じ込んでいて、今もそれを引きずっている。

いま、不安なのは、この無価値観。
私なんていない方がいいんだ。
と、勘違いしてしまったこと。誤った解釈をしてしまったこと。

たくさんの悲しい感情があなたの中に、
まだこもっている。これは、やっぱり出してあげる必要があります。

認知の歪み、感情の抑圧、
アダルトチルドレンはどちらもあります。

どちらもアプローチすることが大切。
ただ、事実を知って欲しい。
あなたは悪くない。そう。だから、
心からそう思えて軽くなるように、

一緒に感情の抑圧をとっていきましょう。
私が一番効果を感じた具体的にやり方を書いていきます。


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