Rory's Story Cubes の遊び方
ちょっと時間のある、ふとした時に”Rory's Story Cubes"で遊んでいます。
9個の絵入りのサイコロを並べるだけの子供向けの単純なゲーム。
とは言え、説明書にはいろいろな使い道が書かれています。
”Uses for Rory's Story Cubes"
1 or more players , Ages 8+
・Party games of ice-breaker
・Problem solving
・Creating inspiration
・Speaking & listening skills
・Mental workout
・Literacy development
なので大人でも十分面白がれるものかと思います。
いろいろな絵がでてきますので、その時の自分の気持ちで思わぬストーリが出来上がる時も。
まずは9個のサイコロを箱から取り出し、両手で振って机にふるい落とします。
このサイコロを自由に並べながら一つのストーリーを作っていく。こんな感じかな、あんな感じかなとサイコロを並べ替えつつ、なんとなく一つのイメージを作っていく。
今回はこんな感じの並べ方で、ベタなストーリーができました。
旅人はあてどもなく闇夜の山中で先祖伝来の秘伝の書が入っていると言われる箱を探し続けていた。
本当にそんな秘伝の書などあるのだろうかと疑心暗鬼、自問自答をくりかえしなかなか自分の持っている鍵に合う箱が見つからない。
ますます闇夜が深くなりあきらめかけていた夜更け。重く垂れこめていた雲が切れはじめ、月の光があたりを照らしだす。
その光の中に一つの箱を見つけ、自分の持つ鍵と鍵穴が符合しカチッと音を立て箱を開けることができた。
旅人ははやる気持ちをおさえ期待込めて箱を開けると、中に一匹のカブトムシが眠っていた。期待していた秘伝の書はなく、生きているか死んでいるか分からない昆虫がひとついるだけ。落胆し思わず箱を手元から落としてしまう。
その瞬間、月光に照らされたカブトムシは羽を広げ、闇夜を優雅に飛び立った。その神々しさに惹かれ、旅人はその飛び行く方向に誘われるように山中をカブトムシを追って明け方まで歩き続けた。
カブトムシは旅人を誘うように飛び続け、紫雲がたなびく夜明けにとある泉に到着した。
旅人は疲労困憊、カブトムシを追うことに必死で回りを見ていなかったが、ふと周囲を見渡すと、リンゴがたわわに実った豊かな森の中にいることに気付いた。
さて、私にとって、自分が持っている鍵とは、カブトムシとは、リンゴとは、、なんだろうか、、
そんなことを感じているゴールデンウイーク真っ只中です。
#Rory 'sStoryCubus
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