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スティルウォーター
先日、マット・デイモン主演の映画「スティルウォーター」を観てきました。
社会派サスペンス・スリラーと銘打った作品。
アメリカのオクラホマ州スティルウォーターに住むビル・ベイカー(マット・デイモン)は、リストラされた元石油採掘作業員。関係性がうまくいかない娘はフランスのマルセイユに留学したものの、友人殺害疑いで実刑判決を受けることに。
娘の無実を証明するため、言葉の通じない異国の地マルセイユで真犯人を探す父。そして様々な苦労、紆余曲折を経てようやく真実にたどりついたときの苦悩の決断。。
マット・デイモンは「グット・ウィル・ハンティング」以来、好きな俳優です。
今回の最新作の役柄は、堅物で一本気。良かれと思っていろいろ努力しても結果は上手くいかない事がたびたび。しかしそんな奮闘を通じて迷い、惑いながら何とか自分なりの結論・結末を納得させようとする最後の踏ん切り。
今までのマット・デイモンが演じてきた「ジェイソン・ボーン」のような軽快なアクションやスマートさは全く無く、無骨で悩める父親役を演じていて、彼の演技の幅の広さを感じました。
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マルセイユの刑務所の面会所で娘が「人生は残酷だ(Life is brutal)」と父親に語った言葉。そして、エンディングに近いシーンで同じ言葉をしみじみ噛みしめながら語る父親(マット・デイモン)。
この映画は決してHappy endingではないけど、Bad endingでもない。
あえて言えばBittersweet ending(ほろ苦い)のような映画。
しかし、苦労・苦悩を経てまがりなりにも結論を出した父親が地元に戻り、ありふれた地元の風景を前に語ったセリフも印象的でした。
そこには父親自身の心境に大きな変化が現れ、これからの希望の一筋の光の方に一歩踏み出す勇気がみえるよう。まったくのBitterではなく、過去は過去として受け入れつつ、次につながるほんの少しでも明るい未来へと人は模索するため踏み出すことができる。
そんなメッセージも込められている映画ではないかと思いました。
映画を見終わった後のなんとも言えないほろ苦い感情。そしてその中にも一筋の光が見えるような感覚。
こんなこと前に観た映画でもあったなあったなあと、記憶をたどっていくと「めぐり逢わせのお弁当」という映画に行き着きました。
こちらの映画も味わい深いです。
時節柄もあり対策万全で映画館に行きましたが、観客は5,6人程度。。
逆にゆったりと鑑賞できました。
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