SNSでお金がテーマの情報を収集するとき極論に引っ張らないようにする
こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。
今日は情報収集をテーマに書いてみます。
具体的には、SNSでお金に関する情報を収集する際の注意点です。
SNSのインフルエンサーの情報は玉石混交
今やネットでお金に関する情報は飛躍的に増えました。
お金を使わなくても今ではネットで無料で様々な情報を得られます。
しかし、こういった情報の内容は玉石混交です。
ネットの世界で影響力のある人は、フォロワーがたくさんいる、いわゆる、インフルエンサーです。
そのため、お金の情報に関してもインフルエンサーが発信する情報がいろんなところに伝播しています。
しかし、このインフルエンサーはお金の専門家かと言われると必ずしもそうではありません。
SNSの発信は個人的な意見
そもそも、SNSで発信される内容は個人的な見解です。
また、SNSの情報発信はよくも悪くも匿名性があります。
その性質上、無責任でも情報発信できる媒体です。
アメリカの大統領選などで問題視されましたが、SNSの場合、投稿者が人間ではなく、何かの意図で作られたAIによる発信である場合も少ないとはいえません。
SNSの発信の発信は極端になりがち
また、SNSではたくさんの人に見てもらいたいという欲求から、ややもすると極端になりがちです。
お金というテーマでいえば
「貯金は悪」、「貯金はとにかく投資しろ」
というような発信をした方が注目を集めがちです。
また、そういった投稿のまねをすれば、注目されると感じて、それと同じような極端な発信をする人も少なくありません。
僕自身、お金について発信されている内容を見ていると、お金の場合、極端な情報が特に多いように感じます。
また同時に、インフルエンサーの情報をコピペするかのごとく、同じようなことを発信している方も目につきます。
情報はどういう意図で発信されているかを意識して取捨選択する
このように、SNSは情報収集という観点から、利用するには注意点がいくつかあります。
もちろん、SNSは匿名性があるため、自由にいろんな意見がいえる空間です。
その分、いろんな考え方に触れることができ、使い方によっては視野が広がります。
ただ、全てがそういうわけではありません。
いろんなSNSの発信を見ていると、極端な内容を発信しているアカウントは特に注意が必要だと僕は思います。
また、ただ自分の意見を書きたいときに書いているアカウントも、本人に悪気はないものの、それを自分に取り入れる内容かどうか、慎重に判断した方がいい気がします。
逆に、参考になる情報を発信しているアカウントは、見ている人のことをよく考えて1つ1つの発信しているように感じます。
FP相談で極論で家計管理をしている方に出くわすことも
SNSからの情報収集での注意が必要なのは、お金以外の点でも基本は同じです。
ただ、よくも悪くもお金に関する発信は人の気を惹きます。
FP相談をしていると、そういったSNSの情報から極端な情報を収集して家計管理をしていると思われる方を見かけることもあります。
例えば、「保険は悪」、「貯金しないでとにかく投資する」といった要領です。
SNSからの情報収集自体、悪くはありませんが、どういう意図で発信されているのか、それをよく考えた上で取捨選択をぜひしてみてくださいね。
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