「後工程」って聞いたことありますか?

最近、思った事を言語化するのが難しかったり億劫だったりして。
この話を頭の中でまとめるのに、本当に、とても時間がかかりました。
まあ、ここは私のnoteなので!(迷惑をかけない範囲で)表現の自由!

結論から言うと、スーパーやコンビニで、もやもやした話なのですが。

みなさん、「前工程」「後工程」って言葉、聞いたことありますか?

私は以前、工場で流れ作業をしていたことがありまして。
流れ作業というのはつまり、部品がベルトコンベアで流れてきて、大勢の作業員が待ち構えていて、順々に組み立て作業をすることで、最終的に製品が完成する、そんな方法です。
その時に、自分の前の人の作業が「前工程」自分の次の人の作業が「後工程」です。まあ、大体、字のままです。

よく注意されたのが「前工程、後工程の事を考えて作業しろ」と。
前の作業員の方が最後に作業しているのが左側だから、右側の作業から始めれば、前の方が手間取っても、ぶつかったり迷惑になったりしないし、その他なんにしても前工程を意識すれば作業がスムーズになります。
もちろん後工程も同様なのですが、ほぼ同じなので略。

余談ですが、自分の作業が早く終わったら、前の作業員の方の所まで行って作業を…はNGでした(「煽り」と呼んでましたが、無用にプレッシャーをかけたり災害の元になったり、ちゃんと理由がありました)。

体力勝負の流れ作業でも「少しは」考えているんです。少しは。

で、本題なのですが。ほぼ「後工程」の話です。

スーパーで買い物をする時に、買い物かごに買う物を入れて、レジで支払いをして、買い物袋やエコバッグに移し替えて帰るのですが。
私は、買いたいと思った物を買い物かごに「次々に放り込む」して、
店員さんがレジかごに「大きく重く頑丈な物が下になるように詰め直す」して、
私は、再度、自分の袋に「大きく重く頑丈な物が下になるように詰め直す」するのです。

これ、なんだか、おかしくないですか?

私は、レジかごから自分の袋に移し替える、つまり
「レジかごの上にある、小さく軽く壊れやすいものをよけて掘り返し、下にある、大きく重く頑丈な物を取り出し、自分の袋の一番下に入れる」
これを繰り返すのです。
「自分の袋への移し替え」は、「掘り返し」が、作業の労力の大半です。
わがままを言うと「これ、客である私がやるべき作業なのかな」と。

たとえ買い物の量がレジかご1つに収まるとしても、レジかご2つ以上に分けて入れてくれれば、買ったものを掘って移し替える時の「深さ」が減るので、圧倒的に楽になります。
再びわがままを言うと「レジ店員さんが『後工程』を考えていないことが原因ですし、客商売なんだから、なんとかお願いできませんかねえ、あなたの少しの工夫で、私がとても楽になるのに」と思います。

ただ、間違っても「じゃあ、レジ店員さんが、レジかごに、小さいものから下に詰めてくれればいい」というわけではなくて、それでは例えばイチゴなんか買ったら、それはもう大変なことに。
「いい感じ」にして欲しいんです。ちょっとだけ工夫して。
レジ店員さんは機械ではなく人間なのですから。

コンビニでも。

私がよく行くコンビニでは、お弁当の温めはセルフ(店内の電子レンジで自由に温めて下さい式)なのですが、お弁当は、コンビニでは「大きく重く頑丈な物」にあたるので、レジでは袋の一番下に入れられてしまいます。それを、レジを離れて数秒後に、袋の一番下から、お弁当を掘り返し、チンして、袋の一番上に入れて帰る、と。
もやもや。

別のコンビニでは、レジ店員さんがお弁当を温めてくれるのですが、温めたばかりのお弁当を、袋の一番下に入れてくれます。想像できると思いますが、私はすぐにお弁当を食べたいので、お弁当を温めてもらうのです。でも、帰宅したらまず食べたいお弁当が、なぜか袋の一番下に入っているので、一番下から取り出して食べる
私は、おなかペコペコです。
もやもや。

つい長々と書いてしまいましたが、結局のところ
「少しの工夫や気遣いで、相手の苦労が減ったり好感度が上がったり、双方にいいことがある(双方とも気付いていない場合が多い!)事もある!」
ということです。

私は、買い物をする時、大抵は何かの帰りで疲れていて、「気配りに欠けたお客様」ではありますが、「そういうお店」で「気持ち良い買い物」をしたいというのは、「そんなに」わがままですか?

私は、「コンビニ=コンビニエンス=便利」なお店なら、「いい気分」で買い物ができる「街のほっとステーション」と「コンビに」なりたい、と思っているのですが…やっぱり、「言うは易し、行うは難し」なんですね。

綺麗にオチ…ませんでしたようで。
今回もまた、自戒。

P.S.スーパーといえば、シャインマスカットって美味しいですよね!今年最大の驚きでした。

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