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まだまだ変わる筋トレの常識「細胞核オーバーロード」
筋肥大を目的とした筋トレの基本(=常識)といえば、
・反復回数6回〜12回位繰り返す事ができる重量の負荷で1セット6回〜12回の種目を3セット〜5セット行い狙った筋肉を十分ワークアウトさる。
・ワークアウトさせた筋肉は2日~3日休ませ十分栄養と休養をとる。
簡単に言えばこんな感じです。
この常識は、30年前とほぼ変わっていません。
この常識は、筋トレの基本であるという事に関しては異論は無いのですが、必ずしも絶対的に正しいのか? と思うと、そうでも無いかな? 例外もあるよね?という疑問を長年ずっと抱いています。
例えば、競輪選手とかスピードスケートの選手は、毎日トレーニングをしているのに、太ももはぶっ太いですよね?
お相撲さんも、毎日激しい稽古をして、あんなにでかい体を作っています。
あの千代の富士が稽古にウェイトトレーニングを取り入れて筋トレをしているシーンを見た事があるのですが、筋トレの常識とはかけ離れたやり方で筋トレをしていました。
ボディビル黎明期(40,50年前?)のボディビルダーは毎日のように同じ部位を鍛えていたそうです。
我々の学生の頃、運動部では、ウサギ跳び100回、腕立て伏せ100回、ヒンズースクワット100回みたいな根性トレーニングを毎日やっていた時代(1970年代後半)でした。
今の筋トレの基本とはかけ離れたやり方でもそれなりに結果が出ていたのはなぜ?そんな疑問をずっと抱いていたのですが、だからといって真面目に解明しようとも思わず今日に至っています。
そんな中、今年辺りから新しい筋トレ法が、密かに注目を浴びているようです。
それは 「細胞核オーバーロード」
詳しくは、「細胞核オーバーロード」で検索してみて下さい。
これを知った時、先に記した私の長年の疑問が一気に晴れた気がしました。
つまり、
・比較的軽めの負荷で同じ部位を毎日筋トレしてワークアウトさせる。
・毎日行う期間は、2週間~1ヶ月間
・その後の1~2週間は休養をとる
・その後同様のトレーニングを繰り返す
注:その後のトレーニング法に関しては情報源により多少異なる。
この「細胞核オーバーロード」の筋トレを行う事で、爆発的な?筋肥大が期待できるのだそうです。千代の富士のやっていた筋トレって、こんな感じだったのかもしれません。
筋肉が筋肥大する仕組みは、
「筋線維が太くなる」と「筋細胞核が増える」との2つの組み合わせで太くなります。ひとつの筋線維が肥大できる大きさには上限がありますが、筋線維の元となる筋細胞核は筋トレの刺激によりどんどん増殖させる事ができます。「細胞核オーバーロード」の筋トレ法というのは、この筋細胞核を増やす筋トレ法なのだそうです。
そう思うと私がスポーツクラブのジムで本格的な筋トレを始める以前は、自宅で毎日腕立て伏せをするとか、毎日ダンベルカールをするとか、そんな自己流の筋トレをしていました。それでも、そこそこいいガタイをしていたのでスポーツクラブではインストラクターのバイトをする事になり、その際、
チーフインストラクター(コンテストビルダー&コンテストパワーリフター)に徹底的に正しい筋トレ法を叩き込まれました。
このジムでの本格的な筋トレをするようになった1年目が、私の筋トレ人生で最も爆発的な筋肥大をした期間で、胸囲や上腕の腕周りは毎月1cmづつ太くなっていた記憶があります。
今思えば、正しい筋トレ法を覚えた事もあるとは思いますが、自己流の筋トレが「細胞核オーバーロード」の筋トレに近い事をやっていて、元々十分多い筋細胞核を持っていたのかも?と、そういう気がしています。
筋トレ歴30年にもなると、目に見えるような筋肥大はほとんどなくなりました。筋トレのマンネリ解消も兼ねて、「細胞核オーバーロード」を部分的に取り入れて自分なりに検証を始めたこの頃です。
P.S. 追加情報を書いてみました。