私は息子とどんな関係性でいたいのか、思い描いて行動したらそうなった。
不登校中から私たち家族は、息子がやりたいと思うことには協力してきたし、それは今でも続いていることかもしれない。
でも本当はそれだけでいいのに、なぜか私は息子の下に潜り込んでいる感じがあった。どういう意味かと言えば、常に息子が気分を害さないように気を使っていた、特に会話の時とかですね。
不登校中、ちょっとした言葉のすれ違いから、息子が感情的になることがあり、それが言葉だけで終わらないこともあって、私自身も疲れてしまうことがありました。
そういうこともあり、自然と会話は波風立てないようにという感じになって行きました。そもそもあまり会話らしい会話も少なかったんですけどね。
今思えば、自分の方から息子の下に潜り込んでいっていたんです。真正面から向き合うことを逃げていた感じです。
それが、不登校から通信制高校へ進んでもずっと続いていました。息子の方もそれが当たり前になっているので、会話をしていても強気な態度だし、主導権を握っている状態でした。
そして。今年の1月あたりから、息子のメンタルが絶不調で、そのせいでお互い会話をしていてもボロボロな感じでした。私はストレスの捌け口にようにされて、言われたくない言葉を言われ、私も悔しくて言ってはいけない言葉を発してしまいました。
そんな状態の時に、お話を聞いてもらっていた方から、言われました。
息子さんとどんな関係でいたいの?
これに対しこう答えました。
以前のように笑顔で対等な関係で楽しく会話したい!
考えてもみませんでした。
自分がどのように思っているかだなんて。でも、すぐに答えが出てきたので、頭の中には初めからあったってことです。それを意識して、その時の気持ち、態度で息子と会話してみてと言われたので、すぐに試してみることにしました。
私の態度がいつもと違うことにすぐに気づく息子。でも、無視して続けいていたら、本当にそうなったのです。
気を使って会話していたことで、私から発する言葉には重いエネルギーが乗っていたのかも知れません。それが、私がありたい自分の姿で会話することで、息子に向かうエネルギーも軽いものに変わっていったんだと思います。
そこから、会話がスムーズになったのはもちろん、だんだんといい方向へ向かっていけた気がします。もちろん、それで毎回ご機嫌な会話ばかりしていたわけではありませんが、いい関係性になったことは間違いありません。
どんな状況の時も、自分が思い描いて行動したら、そこに向かっていけると私は思います。現に、私は体感したので、気になる方は実験のつもりで、身近な方に試してみるのもいいかもしれないですね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ひとりごと
息子の場合、お年頃なのもあるので、イラっとする態度を取るのも当たり前かなと思うけど、比較的今はなんでも話してくれるので、いいような悪いような 笑。全部は話していないのはわかっているし、アウトプットして頭を整理したい内容だけ話しているのは最近の傾向なので、聞き役に徹する感じを心がけています。