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今週の休むカレーは長崎です(8月28日~9月3日)


チリトリ自由食堂は船でしか行けないカレーショップです。

長崎県壱岐島。
昔からそこに住むおじいおばあたちと移住民のカルチャーがぐちゃぐちゃにミックスされて、そこで生まれた新しい感覚が謎に肌に馴染む。
違和感があるのに好き、な変なところだった。

そんな壱岐島のカレーライスはどんなんだろう?
調べていると海のまんまえのカレーショップにたどりつく。

外観も内装も同じ感想。
こんなに夏が似合うお店があるのか。

カシミールカレーをよぎらせる、鯵ミールカリーがとにかく気になる。
多分みんなこんな思考になって注文するんだろうよ。

あいがけもできたので、あいがけ注文。

鯵ミールカリー
魯肉飯あいがけ(1150円)


なうくて、安心するカレーライスがやってくる。

半熟卵、玉ねぎのアチャールやポテト炒めがのったカレープレートだ。

これはさすがに島の独自の文化とは呼べるまい。
壱岐島で大量に釣れる鯵と、外からの文化のミクスチャーです。

カシミールカレーが頭にある状態で食べ、辛味のなさにびっくりする1口目。

玉ねぎを丁寧に炒めたんだなぁと甘さとちょうど良い酸味に和む2口目。

魯肉飯の甘じょっぱさに目が覚める3口目。

たまごのとろっとしているところをご飯と混ぜて、卵かけご飯への忠誠を示す4口目。

1口ごとにテーマを感じ、頭がまだうるさい状態で食べ終わってしまった。


そのあとは、もうずっとぼーっとしながら海の音を聞いてた。

カレーだけを食べた。
カレーを食べる以外は何もしてなかった。


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チリトリ自由食堂
住所:長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦62
営業時間:11:30~17:00
定休日:月曜日・火曜日

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