今週のふるさとカレーは新大久保です(10月6日~10月12日)
500円ダルバートというジャンルをご存知ですか。
ダルバートとは、ネパールにおける定食のようなもの。
ダルは豆のスープカレーで、バートは白いごはん。
つまり、日本でいう、ごはんと味噌汁の定食であります。タルカリという、野菜のおかずが添えられていることが多いです。一汁一菜の精神は広く世界に信じられていることが伝わります。
そんなダルバートが、なんと、夢のワンコインで食べられるようになったのがここ最近の新大久保という街なのでありました。
新大久保と言えば、唇がそこそこ紅に染まった若い女性が顔パックを乱暴に買って、チーズホットクを食べてびよーん画像を連発しているダウンタウンな感じがありますが、
東京一のネパールレストラン街であることは忘れてはなりません。重要です。
最近できたニムトも、500円ダルバートが食べられる素敵レストランだった。しかもひねもす500円ダルバートだった。
やっすい。
ここはちょっとマニアックな料理もあり、ネパール料理を広めたいという熱も伝わってきます。
タカリセット(1200円)
ワンコインダルバートを食べるつもりが、タカリセットのメニューが光って見えたから仕方ない。
う、うめぇ〜❗️❗️
ダルをすすったらこんな言葉が出てきてた。
ダルがえらい好みだった。脂っこくなく、サラッとしていて、スパイスも控えめ。癖がなく、ごはんと共存する姿勢。
グンドゥルックサデコという名前の豆と発酵野菜を和えたおかずも食べやすくて美味しい。豆はぽりぽり、節分がよぎる。
チキンカレーとマトンカレーは骨付き。出汁がべとべと染み出して最高。
味はさることながらこのボリューム。女性であれば食べきれないほどの満足感。さらにライスもダルもおかわりができるなんて。愕然。
500円ダルバートは、お金のない学生のために始まったという説をよく聞く。
だからママの味を恋しく思いながらクソ狭い東京に生きる学生さんは涙を流す。
====
タンドールダイニングニムト
住所:東京都新宿区百人町1-10-11 SKビル 2F(新大久保駅より徒歩1分)
営業時間:11:00~23:00
定休日:年中無休
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?