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灯台下暗し?
年末から読んでいた 有川 浩さんの「県庁おもてなし課」をようやく読み終えたんですが、高知に帰りたくなっちゃいますね。
小中高と高知県で過ごした私、作中に出てくる場所は当然のように行った事がある場所ばかり。数年前にDVDで見た時なんか、「錦戸君の家は江ノ口川の近くの設定か」とか、「通学でいつも通ってた場所や」など物語に入り込むどころか出てくる景色にばかり目がいってました。
住んでいた時には高知ってホント何もない所って思っていて、テレビで見る都会みたいに遊びに行く所なんて無いとぼやいてました。
今回小説を読み進めるうちに、離れてから気がつく高知の良さを感じました。
作中にある色んなものがないけど、光がある。
光があるかは分かりませんが、他県には無い独自性があるのは感じます。
自分の持ち物に無頓着と何度か出て来ましたが、それって高知だけの話じゃないし、なんなら県とかだけでなく、個人的な良さもそうですよね。
自分の良さって、自分には当たり前すぎて気が付きにくい。
なんの本で読んだか忘れました(やりたいことの見つけ方だったかな?)が、当たり前にやっている事の中に自分の良さ、特技がある。
しかし自分では当たり前すぎて気が付きにくい。
外部からの視点、意見って凄くありがたいですね。
自分の良さ、住んでる香川の良さを見つめ直したいなと感じた一冊でした。
夏には高知に帰る(行く?)ぞ!