赤い遺影
20歳の記念に贈った絵です。「遺影かと思った!」と笑っていただきました!鉛筆で下書きをして、水彩色鉛筆で色を重ねました。瞳の美しさを表現できていればいいな。と思って描きました。
無邪気さと危うさを併せ持つまっすぐなひと。
私が19歳の時は、こんなに純粋ではなかった。はやく大人になりたくて、大人になれば自由になれる気がしてて。なんとなくみんなに合わせ社会に馴染み自活することだけ目指してた。実家を出ること以外やりたい事なんて何にもなかった。愛してる。とはじめて言ってくれた恋人を何度も試し「愛してるってどういう事?」って問うては悲しませた。いい子のフリを続けすぎて、自分の気持ちの出し方がわからなくて、誰にも本当のことが話せなくて、ぐちゃぐちゃだった。
制作過程を並べると、まるで成長記録のようだなぁ。(知らんけど笑) ※光源が違うので、見づらくてすみません。左上から時計回りです。
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