
古民家・田舎者夫婦の“初”海外旅行記③(パリ→モンサンミッシェルへ&フランスの常識、少し労働事情編)
こんにちは。
仏間のある2人暮らし夫婦です。
古民家でミニマリストを目指している、
みちお:物を大量に買ってしまう夫
まるこ:物を全く捨てられない妻
夫婦で化学反応を起こして、ミニマムに程遠いダメダメ夫婦です。
さて、前回の続きです。
ついに、パリシャルルドゴール空港に到着!!

ファーストクラス・子供・身体障害者、ビジネスクラス、エコノミークラス…
搭乗にも降りるのも、順番があり社会勉強になるなと思っていた横目に
ファーストクラスの写真をパシャパシャ撮っていた夫が、
客室乗務員さんにフランス語&英語でめちゃくちゃ怒られていました。
どうやら、みんな降りる際のスピードが落ちる&セキュリティーの部分でも問題があるのでダメだったそうです。
確かに、誰も居ないといえども
何か個人情報的なものが映って流出するのを防げるし、ちゃんとした航空会社ですよね~さすがエールフランス!!
夫:みちおの初フランス会話記念でした。(笑)
さて、このパリシャルルドゴール空港の面積は
信じられないくらい広いそうで
パリシャルルゴール空港=パリ市 の面積なんだそうで
空港内にも電車やバスが移動の為に運航しています。

さらに驚くべきは、この恐ろしく広い空港がパリ市職員と地主4人だけで
話し合いから契約を完結し、空港を作る事ができたという歴史です。

で、空港→モンサンミッシェルへバス移動します。
今回、初海外旅行&古民家(仏間のある)田舎暮らしな私たちは
団体ツアー旅行ですので、このバス移動は大きな恩恵です。
ちなみに、モンサンミッシェルまではパリや空港から遠くて
片道の移動時間が大体4時間です…
昔の人は、行ったら帰ってこれないと言われ「遺書を書いてモンサンミッシェル」だったそうです。
(確かに高速道路・電気自動車が開発されている現在でも数時間、Googleマップも無い時代で歩きなんて…)
で、ここで初めてフランスの労働について知るのですが
フランスでは、”お客様・お客さん”というより
”何かあなた買うの?”スタンスで、客よりもお店側の方が強い立場。
フランス: お店 > 客
日本 : お店 < お客様
↑↑の関係図です。
その為、日曜・祝日などはお店・労働者は休みになる場所(観光地、美術館なども)が大半なんだそうです!!
また、必ず入店・出店時は絶対に挨拶が最重要!!
「 “Bonjour ボンジュール“(18時頃まで)」
店員さんにシッカリ伝え
「”Merci” メルスィ」
何も買わなくても、品物を見せてくれて意味で言うのが常識です。
ポイントは、ただ言葉を発する言うのではなく
ちゃんと目で見て、相手に伝える行為が最重要ポイントでした!
何だか、理にかなっていて日本が忘れている大切な事では?と思ってしまうのは私だけでしょうか。
(※私たち夫婦の住む、定休日に杖でシャッターを叩いて
お店を無理矢理開けてさせてしまう田舎の高齢者の方々に
是非とも教えてあげたい。
いや、フランスへ一度行って欲しいと思ってしまいました。(笑))
という、労働者への基準がシッカリしている国では
数時間働き続けたら、間休憩を必ず取るという事が義務らしく
バス移動での間休憩がありました~
もちろんサービスエリア入店時は、目を見て笑顔でボンジュール!


店内は、ザ・海外!!
映画のワンシーンのようで、夫みちおは少しテンションアップ!!
また、怒られないようにね…

で、私たちは朝食を食べることに。

並ぶ文化がヨーロッパにはない様で、
決まったらレジに近づいて注文する感じです。
※もちろん、ここでもボンジュール&メルスィは必ず!
ちなみに、納品で忙しそうにしている女性でも
必ず挨拶はしていたのを目の当たりにし、意識意識意識…

(※サービスエリアで軽く日本のレベルを超えた美味しさがここにあり、感動)
で、そんな美味しいさと意識した時間を過ごし
バスでさらに数時間移動し

IKEAを眺めつつ
ついに…

羊の群れと共に、モンサンミッシェル!!!
この瞬間、バス内でも
「おーー!!」
と、歓声と驚きが。
これは現地でないと伝わらないかもですが
遠目でも本当に感動してしまう美しさです。

中世のままの街並みを通り過ぎ

そろそろ、ホテルに到着です~