ブランドは差別化というけれど。【sato流 戦略実行講座㉚】
そもそもブランドとは、他人の牛と自分の牛を区別するために牛のわきに押した独特の焼き印(burned)(ノルウェーの古ノルド語)が語源であると言われています。
区別するという意味だったのですね。
ビジネスでもブランドは差別化が大切というお話をよく耳にされることがあると思います。
確かに、新しくブランドを立ち上げるときには、ポジショニング、コンセプトメイキングで既存競合ブランドとの差別化を意識します。
しかし、ひとたびブランドの設計図を固めましたら、あとは他を意識することなく、「我が道を行く。」を貫いていきます。お客様を無視して我が道を行くという意味ではなく、お客様のニーズ、ウオンツに応えるために独自路線を歩んでいきます。
もちろん、競合が同じポジション・同じコンセプトで追随してきたときは、「上を行く、先を行く」で抜かれてないように対抗し逃げ切ります。