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#16 『奴隷の哲学者 エピクテトス 人生の授業』

本書への一言
自分の人生と向き合いたい時に読む本

自分の人生を深く見つめ直す。
それぞれの人生を少しだけ深く見つめ直す。

読者それぞれの人生を見つめ直すきっかけとなり、解消される視点を作る本である


自由とは
自由にいたいのであれば、我々次第ではないものを軽く見ることである。
つまり
私ができること、そのことに励めば良い
人を変えることはできない。
あなた自身が望むことは、それは自分ができることである。

自由な意思とは
どのような状況においても自分の意思は自由にできる。
意思こそ唯一自由にできることである。
人を不安にするのは、物事の事柄ではなく、事柄に対する考え方である
つまり、
苦しみの原因を作っているのは、自分である。

**不安からぬけだすには、自分がどういう考え方をしているのかを徹底的に自己反省すること**

他人事のように自分事を捉えることである。
自分を客観視するための良いトレーニングになるかもしれない。

日々の小さな苦労
恐怖、苦痛、欲望、快楽、この4つを悪しき感情と分類した。
目先の誘惑や魅力よりも現在の小さな苦痛を選択することが、将来における大きな苦痛を回避するのである

人間関係のしがらみ
自然な人間の欲求の中に承認欲求がある。
人を愛する事は自分次第だが、人から愛されるのはそうはいかない。
自由に生きるためには、自分を見失うことなく、心を自由でいられるようになると言うことだ。
過剰な承認欲求は、自分自身を奴隷に仕立て上げてしまう

自己欺瞞
負の感情の根源は自己欺瞞である。
待ち伏せしてる敵のように、自分自身を監視する必要がある。
人間は、自分に都合の良い解釈をしてしまうことがあるからだ。

死生観
死を、目の前に置く
いつか自分は必ず死に消え去るものだと思えば、いたずらな欲求に振り回される事は無く、大切な今が見えてくる。
幸せな生き方は何かと言われれば、自分自身の死を強く意識して自分の使命を自覚し、良心に目覚め、生きる意味を問うということである。

自分の人生において、自分の手で変えられることのできるものは何か、そしてまた受け入れなければならないものは何か、
その境界線を正しく見極めることが、本当の意味で、自分らしく生き抜くということなのだ


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