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今後が楽しみな町「京都府南丹市園部町」に行ってみた その1

こんにちは、さちこです。普段は、外国の方に第二言語としての日本語を教えています。どうぞよろしくお願いします。

福岡生まれの父と徳島生まれの母は大阪で出会い、広島で子育てをした後、
父の仕事の都合で大阪へ戻り、そのまま暮らしている。
つまり、私は広島育ちなのだが、実家は現在大阪なのだ。
両親の年齢が上がるにつれ、もう少し近くで暮らせないかと思うようになった。

コロナ禍で強制的に経験させられたリモート授業は、そのシステムの理解+リモート用の教材準備+リモート授業参加やネットを通した課題提出に不慣れな学生のサポートの要があったのだが、コロナの感染拡大により新学期開始前のわずか数週間の準備期間のみで対応せねばならず、学期開始後も含め怒涛の地獄の日々だったが、遠隔授業を行う力を得たことで、住む場所に対する自由度が上がった気がする(リモート授業を希望する人を集められればだが)。

そんな中、偶然にも候補地に浮上したのが、京都府南丹市園部町である。
大阪の実家から車で1時間ほどの距離にあり、行き来するのに便利そうだ。
ひょんなことで知り合った方から、京都府南丹市園部町で大活躍するご友人の話を伺い、どうせならそのような興味深い活動をなさっている方が暮らす町で暮らしてみたいと思った。

どんな方かというと、まちの人々を巻き込んでプロジェクトを行うカフェという場を作った一級建築士で、その志により南丹市の市議会議員にまでなった樋口浩之さんである。カフェには毎日のように用もないのに子どもが集っているという。そして、樋口さんは子どもたちからダチ(友達)のように扱われているようだ。
子どもに大人ではなく仲間と認められる大人ってええやんと思うのは私だけだろうか。

カフェは渦巻きカフェというそうだ。その自己紹介には、

UZUMAKI PROJECT は、渦巻のように、まちの人々を吸いこんで、かき混ぜて、まちの中心となることを目的にスタートしたプロジェクトです。UZUMAKIの渦に巻き込まれて新しいことに挑戦しよう!

FB:Uzumaki Projectページより

とあり、色々な人がカフェという場を借り、お店をしたり教室をしたり、色々なことをなさっている。ご近所にいたら出かけていきたくなるのではないかと思うようなプランが盛りだくさんである。

これまで進学や仕事の都合で何度か見知らぬ町に引っ越したが、その場所に知り合いや友達ができるまでの期間は少し寂しいものがある。
渦巻きカフェに出かければ、そのような期間は短くなるのではないだろうか。

近年、地域社会の課題解決に取り組む方々が増えている気がするが、
議員になってまで取り組まれる方はそれほど多くないのではないだろうか。
それほどの覚悟を決めて取り組まれている方がいる南丹市という町は、
これからがとても楽しみな気がするのである。

ご本業のページ

(お読みくださり、ありがとうございました)

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