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病気をつくらない
ヒグちゃんに勧められて、オープンダイアローグを学びました。
1時間弱の動画と一冊の本を読んだだけ。
理解はできていません。
ですが、学ぶうちに私がずっと疑問だったこと。
なぜ私と関わる人(クライアントさん)は、ものすごいスピードで、私が何もしていないのにも関わらず、多くの方がその人にとって一番良い形に変容するのか?
理由がわかりました。
オープンダイアローグで実証されつつある要素を私が自然と実践していたこと。
実践しやすい心の体質(生きづらさ)がそうさせていたこと。
合わせて、マインドフルな空間、瞑想というツールがあったから。
長くなるので、何回かに分けて書きます。
オープンダイアローグとは
精神科でなされるケア方法
医師や心理士、患者、患者の家族など複数人が参加。
対話を繰り返すことで、統合失調症・うつなど、薬物治療を超える効果がある。
現在、家庭や会社など、さまざまな場面で問題を解消するために利用されつつある。
ケアと治療の違い
オープンダイアローグは治療ではなく「ケア」です。
治療とケアでは、フォーカスするところが違います。
◎治療→その人の欠けている部分、異常なところにフォーカス→治す
◎ケア→その人がもつ健康のリソースにフォーカス→良さを活かす
ビジネスとしての「治療」
こんな悩み、なくしたくありませんか?
○○ができるようになり、こんなじぶんになりたくありませんか?
ネット上に溢れる、文言。
私は幸せになりたくて、こういったコンテンツを浴び続けていた時代があります。
生きづらさをなくすため、悩みを解決しようとする。
悪いことではありません。
ですが、いつまでも満足できない。
あるいは悪質なものに利用される危険性もあります。
「悩み」は概念。
その人が問題と認識して初めて成立するもの。
いくらでも創れます。
理想の世界を提案すれば、自動的に反対の概念もできます。
クロネコを見たら悪いことが起きる!という概念をしっかりとインストールできたら
クロネコを見た時に脳は自然と悪いことを意識に上げてくれます。
不安=やらないことで訪れる最悪の未来
報酬系=やることで得られる最高の未来
臨場感高く、働きかけることで、人は動きます。
一方で私がやっているのは、治療ではなくケアです。
解決しなくても、解消できる
問題ではなく、その人がもつ良さ、力、魅力にフォーカスします。
その人がその人らしくあれることに注力することで、余分なものが手放され、どんどん本来のじぶんに還っていきます。
じぶんではないものにならなくていい。
今まで問題だと思っていた認識が覆り、気にならなくなる。
つまり問題が「解消」されます。
本来の良さが出るので、ムリがない。
何かをしようとしなくても、やりたいことをしてしまう。
努力や頑張りいらず。
みんながじぶんを生きて、楽しい世界を創りたいな。