仕事や集まりでの疲れの正体。心理的安全性について
こんにちは。TO-JIBAのひろみです。
職場の会議で気疲れ、ヘトヘト。
PTAや懇談、会合、集団の中にいると、みるみる自分のゲージが下がり疲弊するという方。
「心理的安全性」というワードを知っていますか?
あなた置かれた空間は、心理的安全性の保たれた場所でしょうか?
心理的安全性とは
ハーバードビジネススクールのエイミー・C・エドモンドソン教授が提唱。
1999年に発表した論文「Psychological Safety and Learning Behavior in Work Teams」において、 チームの心理的安全性とは、対人関係のリスクを負うことに対して安全であるという、チームに共有された信念として定義。
平たく説明すると、集団の中で、自然な自分をさらけ出せる状態。
こんなこと言ったら、バカにされるんじゃないかなぁ、と他者の反応に怯えることなく、自然体で思ったことを話せたり、行動できる状態です。
会社など集団的にとって、自由に活発な意見交換が出たり、本来その人のもつ個性が存分に発揮され、多くのメリットがあります。
何より、自分が楽です。
とはいえ…
わからないけれど、こんなことも知らないの?って思われたら恥ずかしいので、質問しない。
間違っているような気がするけれど、場の空気を乱すようで指摘しづらい。
ミスをしたけれど、失望されたり、怒られるのが嫌で隠す。
良いアイディアが思いついたけれど、否定されるのが怖くて発言しない。
こんなことはありませんか?
私はよくありました。
これは社会的安全性が保たれていないからです。
空気を読んでしまう敏感な人
私はHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)気質があり、場の空気を過度に受け取ってしまう傾向があります。
怒られている人がいたら、自分のことではないのに、気持ちが沈みますし、ちょっとした表情の変化から、相手の気持ちを察してしまう時も。
もめ事や摩擦に弱いので、長い目で見て集団や相手にとって利益があることより、目先の空気の良さを優先
本来の仕事よりも、場の空気に神経をつかい疲弊してしまいます。
安全、安心な場
初めての場では、喋ることもできず、気を遣いすぎて自爆。
家に帰ってきてからも、その日の自分のふるまいをダメ出ししてします。
自由に発言できる人っていいな。
ひとりの時間がないと生きていけませんが、他人との関わりを避けたいのではなく、安心して過ごしたいだけ。
内気と思われがちですが、自分が安心できる場、ごく限られた気の置けない友人や、家族とは、楽しく過ごすことができます。
自覚する
私のようなタイプの方。
まずは自分にそんな気質があることを自覚しましょう。
ぎっくり腰になりやすい人が、重いものを急に持ち上げないなど、生活に気をつけるのと同じです。
人それぞれ元来の気質、体質があります。
長時間ゲームをしているのに、目の良い人もいれば、みるみる視力が落ちる人も。
知ることで、より自分が快適に思える方向に舵をとることができます。
あなたのその気質は、デメリットだけではありません。
同じ数だけ、良い面があります。
受け取り過ぎない
相手が自分の話を聞いている時、わずかにムッとした。
HSP気質の方は、敏感にキャッチして、それが自分のせいでは?と思うのでは?
でも、それはあなたのせいかどうか、確かめないとわかりません。
相手が失礼に感じてムッとしたとしても、同じことを言って全ての人が不愉快な気持ちになるようなことを言っているでしょうか?
きっと、そんな恐ろしいことをあなたにはできないはず。
相手の感情は、相手が選択しています。
相手の気持ちを否定しろとは言いませんが、全てを受け取りすぎて自分を責めることもないのです。
気づく
集団の中で、自分を出せず、何となーく嫌な気持ち。ずんずんと沈む。
そんな時は何が不快なのか気づくこと。
不快な原因そのもの、例えば相手の言葉のトーン、部屋のざわつき。
その不快な感覚から生じる身体感覚や感情にも意識を向けます。
ラベリングで言語化したり、自分に対し、敢えて思いやりのある言葉を心の中でかけます。
すると、同じ状況なのに少し気持ちが落ち着くかもしれません。
無自覚なままですと、気分がベルトコンベアーのように、いつもの疲弊行きへまっしぐら。
変えようとしたり、頑張ると、よけいに苦しくなります。
ハリーポッターと賢者の石のロンが落ちた蔦のように、もがけばもがく程、苦しくなる。
でもやっぱり、安心な場所が良い
これが私の本音です。
安心できない場所では、思っていることも口に出せず、自分の内側がギュッと硬くなり、石になるようです。
まわりの世界はカラーなのに、自分だけ白黒なイメージ。
でも、自分が安心できないからと言って、「その場」が悪いわけではありません。
どんなところ、どんな人が周りにいると安心できるのか?
自分の傾向を知り、大丈夫!と思えるところから、少しずつ安全地帯を増やしていきましょう。
ダメだと思ったら、即撤収する気構えで。笑
すると、少しずつ大丈夫な場所が増え、自分が思うより世界は親切、みんな優しいことに気づくかもしれません。
検証する
避けられない場(こちらの方が多い)では、何が自分を苦しくさせているのか、思考の前提条件があれば気づきます。
例えば、質問できないのは「自分が理解していない人だと思われる」と決めつけていたら、「それってホント?」「どうしてそう思った?」と深掘り。
その考えが固定された出来事が過去なかったでしょうか?
質問して怒られた人を見たことがきっかけで、全てのケースに当てはめていませんか?
あなたが考えていたことを偶然誰かが質問してくれて、助かったことはありませんか?
あなたの質問が他の人の役に立つ、という考え方は採用できそうですか?
私たちは数々の思い込み(前提条件)があることを、ジャッジせず理解します。
紙に書いてもオッケー。刑事のように検証しましょう。(でも裁かず!)
嫌な気分から持ち直せた時、上手くいった気分転換の方法や、考え方があれば採用します。
TO-JIBAは自分にくつろぐ場所
どんな自分でも大丈夫。
皆さんにとって心理的安全性の保たれることを、一番に考えています。
これは何より私が必要としていた場かもしれません。
やさしいヨガと瞑想でマインドフルネスで、心と身体をほぐし、自分にくつろぎます。
疲れやすい方、考えすぎて寝付けない、という方にもおすすめです。
安心できる場でのあなたが、本当のあなたです。
ぜひ、見つけてあげてください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
あなたの今日が良い一日でありますように。
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