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介護士してから看護師になってよかったと思うこと-看護学校の授業編-
私は、ストレートで看護師になる人より、介護をしていたので少し、回り道をしています。それでも、看護学校に通っているときに、よかったなと思えることを思い出して書いてみます。
シーツ交換
授業でまず最初にするのは、ベッドのシーツ交換の練習です。施設にいるときはおしっこや食べこぼし、謎のシミで汚れを発見したら、毎回変えていました。なので、体に染みついた作業です。
初めてやる子たちは、当然ですが動作も完成したベッドも、もたついてました。
シーツ交換のテストがあります。テストに合格するために、放課後残って、一緒に練習をしてました。
シーツ交換を一緒に練習しながら、初めてやる子たちに教えることで、しゃべれるようになり、ちょっと仲良くなるきっかけにもなりました。あと、頼ってもらえるので単純に、嬉しかったです。
体位変換
次にやるのは体位変換です。これも介護施設で働いていた時は、毎日やっていたことです。
車いすにミチミチに詰まっているおばあさんのベッドへの移乗も一人でやっていました。
ちなみに、看護師のおばちゃんは2人がかりでもびくともしなくて、私に助けを求めてきてました。
「いつも偉そうにいってくるのにそんなときだけ頼りやがって」と、ちょっと思ってしまいました。
余談でした。
患者さんは寝返りがうてない状況のこともあるので、左右に寝返りをできるように横に向ける方法。
ベッドに寝てるとなぜか体がだんだんずり落ちてくるので、上へ引き上げる方法。
ベッドから車いすへの移動の方法。
など患者さんの動きをサポートについて学びます。
これも、力任せにやると、自分の腰がぐきっとなってしまうので、コツが必要になります。
あと、患者さんとの距離感と大切です。
初めてやる子は、車いすの移乗で体をどれくらい密着させたらいいか分からなくて、こわごわ患者さんを持つので、患者さんとの間に隙間ができて不安定になってふらふらしてました。
ハグする文化で育ってなければ、ハグするくらいの距離感で他人と接する機会なんてないですよね。体を離したくなる気持ちは分かります。
そこは、自分が昨日ニラレバ食べて口臭いなって思っても、患者さんに、自分の首に手を回してもらって、ぐっと体を寄せないと、一緒に倒れてしまいますので、こらえて慣れるしかないですね。
こういうのも、わいわい言いながらみんなで練習して、みんな無事にテストに合格できました。
さいごに
介護の経験がテストで役に立ったり、練習を一緒にして知ってることを教えることによって、仲良くなるきっかけにもなりました。
ちなみに、大学の場所が、介護を学んだ短大の場所だったのです!
おかげで、大学も慣れた場所だったので、道を間違えずに通えました。
読んでいただいてありがとうございました。