【創作批判への心構え】データの取り方と現実の捉え方(1000人に1人)
批判されることが怖くて、自分の表現を押さえつける必要はない!!そんなメッセージの内容です。
私が起業するときに、SNSのフォロワーさんからいただいた言葉を紹介します。
「憂えれば崩れる」
そして、信ずれば、成す!!
ブログを書いて十数年、kindle出版して2年(計5冊)が経ちました。
その他にも、色んな活動をしてきました。
・自由診療と開業の挫折
・物書きでの起業
・セミナー企画活動(講師も)
・職場内外での自発的な研修
・停滞していた大規模プロジェクトの推進と達成
そのため、一緒に仕事しよーぜ!!とか、ヘッドハンティングなども度々ありました。
その都度、丁重にお断りさせていただいております。
おごっているとか自信があるという、ワケではありません。頑張り過ぎたので、今は、ひっそりと生きたいというのが本音です。
そして、ごめんなさい。
自慢話を釣りのように書いてしまいました。
この記事に興味を持ちましたでしょうか?
しかし、本当に、上には上がいます。
世界を知れば知るほど、
上には上がたくさんいて魅力的な世界が広がっています。自慢話は自慢にすらなりません。
※上というのは「パーソナリティ・人格など」のことも含めてです。そして、私以上の努力家もいます。
井の中の蛙、大海を知れば、広大な自由があることに気づきました!!
自分が、ちっぽけに感じて、逆にワクワクしたり、ヤッホーって叫びたくなります。
まさに!!あの大自然を感じて、人智が及ばないのを感じて鳥肌がたつ感じです。
人って、すげー!!っていう感じです。
そして、他人から凄いと思われるということは、逆に反感を買っている人がいるということです。
なぜなら………
こんな私でも批判や誹謗も受けた経験があるからです。爆笑
だからこそ、不必要な自分話は控えた方が良いのだと思います。
妬み嫉み、
プライベートでも批判や誹謗中傷なども自ずと昔からありました。
ドリームキラーやプライドの塊なんて人に、チビチビとした小言や嫌味を言われたりしました。
もちろん、自分らしく生きるほど、無くなります。
私のような出世路線からはみ出た変わり者は、眼中に入らなくなるのだと思います。
「出る杭は打たれる」という言葉に、ひどく痛感した時期がありました。
心の底から「クソがッ!!」って思ったこともありました。おっと、失礼。
その反面、
「出過ぎた杭は打たれない」という、
同僚からの言葉に胸が詰まり救われたこともあります。
実績もない、結果もなければ悔しい思いだけが残ります。
だからといって、結果を出し、実績を積んでも今度は別の妬み嫉みが現れます。
つまり、公で活動をするのであれば批判との向き合い方が大切になってくるのだと感じています。
もし、あなたが思い悩んでいる状況に立っているなら、
足を引っ張る人がいるのと同じくらい…
あなたを影で応援してくれる人がいるということを忘れない欲しいです。
「私なんて…」と、ひねくれた分だけ、応援してくれる人も減ります。
今回は、私自身の経験から「批判への心構え」をお伝えしていければと思います。
良ければブックマークしていただけたら幸いです。
私は「批判への心構え」というリストを作り、くじけそうになったときは先人の言葉を読み返したりしています。
良ければどうぞ。
―――記事のポイント―――
・ネットを巡回する通り魔
・思っているよりも批判する人は少ない
・ネガティブレビューの中には貴重な意見がある
―――――――――――――――
【通り魔】“人としてどうなの?”は受け止めてはいけない
通り魔の分類です。
もっとも大切なことなので、ここだけでも読んでいただけたら幸いです。
ネガティブレビュー・アンチ(評価)コメントで、最も厄介なのがメンタル攻撃です。
敵意と悪意をもって、あなたを攻撃してきます。
あなたが戦意喪失すれば、残念ながら相手は大変喜びます。
効果は絶大で、
最上級の落ち込み+はらわたが煮えくり返る+自己否定+意欲減退
が長期間、訪れることがあります。
人によっては心を病むのではないでしょうか。
"心と精神における通り魔"です。
何をやっているのだろうか?
生きる価値が無いのだろうか?
「こういうの作る人って、人としてどうなの?」
「こういう普通じゃない考えを持っている人って、このグループには必要ないよね」
・尊厳の否定
・人権の否定
・存在の否定
つまり、生きていることへの否定です。
他者が誰かに対して、生きていることを否定することは殺人未遂に近いと思っています。
匿名のため、罪の意識がない、悪意です。
あなたに問題があるのではなく“その人に問題がある”と覚えていてください。
レビューや評価コメントというのは、通常は作品そのもの・出来栄え・仕事の行い・クオリティ・忠告など、創作と行為に対する意見です。
しかし、ある一定数の中に、仕事の出来栄えや結果・華やかさ成功=尊厳・存在の価値と信じている人がいるようです。
何を隠そう、私も「生きる価値=役に立った度合い」だと思っていました。
そして、残念なことに、
「創作物が最低、仕事ができない、空気が読めない人には、
同じように存在を否定してもよい
尊厳を陥れてもよい」
と思っている人が一定数いるようです。
※陥れる:だまして窮地におちこませる。計略にかける。という意味。
誰もが、人としての尊厳を持っていて幸せになる権利があります。
誰もが、他者の権利を奪うことはできません。
これは、仕事やプライベート、些細な人間関係でも起こり得ることです。
絶対に覚えていて欲しいことです。
私たちは、
セクハラ・パワハラ・モラハラ・カスハラ(カスタマーハラスメント,お客様によるハラスメント)から自分を守るという権利があります。
その権利を、自分自身で放棄する必要はありません。
そして、残念ながら「自分を守ることは義務」ではありません。
あなたが、自分を守ることを放棄してしまうと
誰も、あなただけが持つ尊厳を守ることができません。
あなたにしかできないこと、それが「自分の尊厳を守る」という使命です!!
…ということで、こういったカスハラは受け止めずに無視することが一番です。
そして、私も相手にしていないか、自分事として気をつけて参りたいと思います。
※ただし、お客様からの大切なご意見もありますので、一概にネガティブコメントを無視することはできません。見極める力が必要かもしれません。
後半に説明しています。
【批判する人は意外に少ない】1000人に1人
結論を言います。私の場合は、
「1012人に1人の割合で正面切って批判してくる」というデータが出ました。
これはあくまでも私の場合ですので、あなたも同じように計算してみてください。
これは正しいかどうかではなく、現実を解釈して見極めて、次に歩き出すための「腹落ち」です。
データを集計し計算したときの状況です。
・ブログ1つ
・SNS1つ
・創作物1つ
ブログはGoogleアナリティクスを活用していました。
※なければ、アクセス数を集計できれば問題ありません。
ほしいデータは
・期間中のアクセスユーザー数(リピーター数やPV数などは不要)
・創作物の販売数
・批判/中傷されたレビュー数
判断基準の前提として、8:2の法則(パレートの法則)を考慮しました。※詳細は後程
結果:2024人に対して2人のネガティブ意見
データを取った期間は2カ月です。
※数年前に考察したときの内容です。
ブログに訪れたユーザー数は2024人
創作物(kindle本)の販売数は149冊 ※それ以上
ネガティブレビューは2件
このデータを確率論でまとめます。
私のブログに訪れたすべての人(2024人)の中で
7%(149人)の人が創作物を買った。
創作物を買った人の中で1%(2人)の人がネガティブレビューを付けた。
ということになります。
全体のユーザー数でいうと0.1%(約1000人に1人)しかネガティブレビューをつけないということがわかりました。
当時の私がSNSを活用した肌感覚としては、10人に1人がアクティブユーザー数でした。
つまり、コメントをするという行為は1割の人だけという印象でした。
肌感覚と数値の現実は、おおむね妥当性がありました。
購入する割合は10人中1人、
その中でSNSアクティブユーザーの割合は10人中1人、
その中でレビューをくれる人は10人中1人。
※創作物にレビューをするということは、SNSアクティブユーザーでも敷居が高いということかもしれません。
■ ネガティブレビューから認知度がわかる
ウラを返すとネガティブレビュー1件に対して1000人が興味を持ってくださったということです。
つまり、ネガティブレビューが1件もないということは…
悲しいかな、全く認知されていないと言って良いかもしれません。
レビューするに値しないということでしょうか。
炎上すれば認知度も上がります。
しかし、一定数、認知されていなければ炎上することもありません。
判断基準は8:2の法則
世の中には8:2の法則(パレートの法則)というものがあります。
この法則にそって、良し悪しを判断していきます。
まずはパレートの法則とは!?
この法則の具体例として以下のようなことで用いられています。
■ カットオフ値(目安となる基準)は5割
好き嫌いに関しても法則があります。
2割の人は好きだと感じ、
2割の人は嫌いだと感じます。
そして、6割はどっちでもイイの人達です。
どっちでもイイという人は、手間ひまをかけてレビューをする人はすくないと思います。
つまり、パレートの法則を考慮すると半々の割合でポジティブレビューも、ネガティブレビューもくるということになります。
つまり、ネガティブレビューが5割以上あれば「作品的に改善する必要があった」ということになります。
Kindle本の場合は、星🌟評価が「2.5」以上であれば、法則の範囲内です。
こうやって考えると、ネガティブレビューが着くことは、当たり前のことだと思います。
しかし、星🌟評価が「2.4」以下だと法則よりも下回り、何かしらの原因があり作品に再度手直しする必要があります。
すべてのネガティブレビューを無視するのではなく、作品の反映としてレビューや評価全体を判断できれば良いのだと考えます。
ただし、不確かな情報ですが、日本人は海外の人と比べると「評価が厳しめ」のようです。
自分に厳しく、他人にも厳しくという精神なのでしょうか。
なので、どこかで判断基準を設けて割り切ってみてください。
必要な分別だと思います。▼分別に関する記事▼
【記事の概要】正しい分別は、両極(良いと悪い)を知り中庸の精神に繋がる
ちなみに、すべての人に好きになってもらう努力というのは、私は「幻想」だと思っています。
おこがましささえ感じられます。
神格化されたイエスキリストさえも、弟子に裏切られ、迫害され、石を投げつけられました。
仏陀さえも、たくさんの弟子に慕われているにも関わらず、裏切られたことがあります。
「そんなの無理だ!!」とは、言いませんが、このように神格化された人ができなかったことを成し遂げようとしていませんか?
挑戦と無謀・無駄骨は違うかもしれません。
ただの、たわごとです。失礼いたしました。
「怒られるうちが華」はあなたを認めているから
集めたデータの話に戻ります。
私の場合、ふたつのネガティブレビューを冷静に読んでみたときに、
ふたつとも「似て非なるレビュー」だったことに気づきました。
ひとつのレビューは、
ネガティブレビューのようでしたが私への将来を見越した苦言でした。
このレビューをくださった方は、案の定、後々、私にとっては大切な存在となりました。
今でも可愛がってくれたり、導いてくれたり、私を頼ってくれたりしている方です。
もう一つのレビューは、
ご自身の素晴らしい知識量と顕示欲と承認欲求を満たすためだけの単なるマウント中傷でした。
机上の空論と難しい言葉巧みと、見せかけの正論、攻撃することにしか目的をおいていないことが伝わります。
kindle本の内容をほとんど読んでいないことも伝わりました。
■ ネガティブレビューにも「宝もの」がある
このように、はじめはネガティブレビューだと思った内容も冷静に読んでみると二つに分けられます。
・次のステップになるコメント
・理不尽でストレス発散のためのコメント
ネガティブレビューはすべてが悪いものではないことを知ることができました。
う~ん!!!!!!
後者のコメントはポイだ!!!!!→たくさん、落ち込みました。
創作する人にとって、本当に捨ててはいけないコメントは前者です。
何でもかんでも、ネガティブレビューと落ち込むのはいけませんが、
すべてのネガティブレビューを捨てるのは、お宝を捨ててしまうようなことです。
【次回の記事:予定】
仮タイトル:
ブルーオーシャンの見つけ方「あったらいいな」じゃなく「自分なら」の思考法
内容:
・同じ目線、同じ立場、同じ気持ちになる
・色んな苦悩も不安も受け止める
【kindle本の宣伝】
本も書いています!!
ちょっとのスピリチュアルと心理学・哲学を混ぜ合わせた内容です。
【記事紹介:もっと自分らしく表現するために!!】
最後まで読んでいただきありがとうございました。